ときには犯罪にも立ち向かい、市民の安全を守ってくれる警察官。ビシッときまった制服姿をみると、それだけで「かっこいい……」と憧れますよね。
そんな警察官ですが、一般的な会社員とは働き方が異なる点が多く、狙って出会うためにはコツを押さえる必要があります。
今回は「警察官と出会いたい!付き合いたい!結婚したい!」と考える女性向けに、警察官と出会える場所や恋愛事情を解説します。
目次
警察官には出会いがない?恋人ができにくい理由とは

はじめに警察官の「出会い事情」を紹介します。
結論から言うと、警察官にはほとんど出会いがありません。理由はずばり、職場のほとんどが男性だからです。
警視庁が公表した「都道府県警察の女性警察官数及び地方警察官に占める女性警察官の割合の推移(平成23~令和2年度)」によると、令和2年における女性警察官の割合は10.2%です。
令和元年までは女性警察官の割合は常に一桁台で、令和2年にはじめて10%を超えました。そのため男性警察官が「職場恋愛」をするのは、至難の業といえるでしょう。
そういった環境ですから、警察官は職場の外に出会いを求める傾向にあります。警察官と出会いやすい場所さえ知れば、可能性は十分にあります。
警察官との出会いの場おすすめ5選

警察官と付き合いたい女性は、まず警察官との出会い方を知るのが大切です。
- マッチングアプリ
- 知人の紹介
- 街コン
- ジムや習いごと
- 警察の近所にある居酒屋など
警察官と出会いやすい場所は、以上の5つです。一つずつ、具体的な方法をチェックしましょう。
1. マッチングアプリ
効率よく出会いたい人におすすめなのは、マッチングアプリです。近年は利用者が急増中のため、出会いの場としては「王道」かもしれません。
マッチングアプリでは条件欄に職業を選べることが多く、「警察官」にチェックを入れれば効率よく警察官の男性ユーザーを検索できます。
先に述べたとおり、男性警察官にはほとんど出会いがありません。そのためマッチングアプリを利用する男性警察官は多く、女性としても警察官と知り合えるチャンスは十分にあります。
ちなみに警察官だからといって「マッチングアプリを利用してはならない」ことはありません。マッチングアプリをきっかけに警察官と交際に発展しても、「マッチングアプリで出会った」と問題なく公言できます。
2. 知人の紹介
できるだけ自然な形で警察官と知り合いたい人には、知人からの紹介がおすすめです。
警察官は職業柄として硬派な人が多く、知人からの紹介のようにできるだけ一般的な方法を好む傾向にあります。そのため知人の伝手で警察官と知り合えれば、信頼関係を築きやすいといえます。
知人の警察官がタイプではなかったとしても、そこから別の警察官とどんどん知り合いを増やせます。まずは、身近な友人に警察官の知り合いがいないか、試しに聞くといいでしょう。
3. 街コン
一度に複数の警察官と知り合いたい人は、街コンに参加するのも選択肢の1つです。
街コンとは、出会いを求める男女が参加できる出会いイベントで、中には「警察官の男性限定」、「警察官、消防士、自衛隊限定」などのイベントもあります。
たとえば「警察官の男性限定」で男性の参加人数が15名なら、それだけで15人の警察官と出会えます。
街コンで知り合った警察官と、後日合コンを開催すれば、さらに警察官の知り合いを増やせるでしょう。
4. ジムや習いごと
日常の延長で警察官と出会いたい人は、ジムなどの習いごとをはじめるのもいいかもしれません。習いごとは、互いに共通の趣味や目的を持つことから親近感がわきやすく、実際に交際に発展するケースもたくさんあります。
警察官がよく通う習いごとは、ジムやフィットネスクラブなどのスポーツ系です。警察官は短髪で爽やかな印象の人が多いため、たとえ私服であっても警察官だとわかるかもしれません。
警察官がいる保証はありませんが、気になる男性がいたら交流を図るのもよいでしょう。
5. 警察の近所にある居酒屋など
お酒が好きな女性なら、警察署の近くにある居酒屋にいくのもいいかもしれません。
警察官は職場での飲み会が多く、警察署周辺の居酒屋やスナックに飲みにいく傾向にあります。警察署の近くの居酒屋だと、お客さんのほとんどが警察官なんてことも少なくありません。
そうした居酒屋に通って常連になれば、ふとしたきっかけで警察官と仲良くなれる可能性があります。お酒の席なら互いに気分が高揚しているため、たとえ初対面でも会話が弾みやすいでしょう。
警察官とお付き合いや結婚をするメリット

警察官の男性とお付き合いすると、次の3つのメリットを実感できます。
- 頼りがいがある
- 社会的信用が高い
- 公務員ならではの安定した収入がある
警察官は社会的信用が高く、「安定志向」の女性にぴったりです。1つずつメリットを確認しましょう。
頼りがいがある
警察官は、市民の安全を守る職業です。配属部署にもよりますが、時には凶悪な犯罪に勇敢に立ち向かうことが求められます。
そんなたくましい警察官が家にいたら、恋人や家族は頼りがいがあるでしょう。常に守られている感があり、いざというときには頼りになります。
社会的信用が高い
警察官は公務員の一種で、社会的信用が高いといえます。たとえば将来的に両親に紹介するときも、警察官なら受け入れてくれる可能性が高いでしょう。
また公務員なら住宅ローンやマイカーローンなどの審査にも好影響する可能性があり、人生設計をたてやすいといえます。
公務員ならではの安定した収入がある
公務員の警察官は、安定した収入があるのもメリットです。年功序列のため若くして高収入とはいきませんが、一般企業のように業績不振によるリストラはありません。
総務省が公表した「令和3年地方公務員給与実態調査結果等の概要」によると、警察職の平均給与月額は461,882円です。単純に計算しても、年収はおよそ550万円ほどと考えられます。
この年収は公務員の中では水準が高く、一般企業の正社員よりも高くなりやすいといえます。
警察官とお付き合いや結婚をするデメリット

警察官と付き合うのは、けっしてメリットだけではありません。多忙な警察官だからこそ、デメリットになりうる要素もあります。
- 勤務時間や休日が不定期
- 結婚のときに身辺調査される
- 保守的なライフスタイルをしいられることも
結婚してから「こんなつもりじゃなかった」とならないためにも、事前にデメリットを把握しましょう。
勤務時間や休日が不定期
警察官は、勤務時間や休みの日が不定期になりやすいのがデメリットです。そのためデートの約束をとりにくかったり、将来的に家族でのおでかけが難しかったりすることもあるでしょう。
警察官の仕事は、24時間365日年中無休です。たとえ土日や深夜であっても、事件があれば現場に急行しなければなりません。基本的にはシフトが組まれますが、年齢が若いほど土日や深夜にシフトが入る頻度は高まります。
また警察官は転勤が多い職業です。将来的に子どもの転校や単身赴任を考える必要があるため、妻としての負担も大きいといえるでしょう。
結婚のときに身辺調査される
警察官と結婚するときには、身辺調査が行われます。身辺調査とは、素性や人間関係などを調べるもので、主に犯罪歴、住所、職業などがチェックされます。
また身辺調査がおこなわれるのは、結婚する妻だけではありません。妻の父母や兄弟(姉妹)、祖父母や叔父叔母などの3親等まで身辺調査の対象のため、家族の理解が必要不可欠です。
万が一身近に「問題がある」と判断される人がいれば、結婚を取り消されるかもしれません。
保守的なライフスタイルをしいられることも
一般的にイメージされるように、警察官の職場には「昭和」の雰囲気が強く残ります。給与は年功序列、体質としても体育会系の要素が強く、警察官は保守的な人が多いといえるでしょう。
同時に警察官の妻には「古き良き妻」を求められることがあります。おいしいごはんを作る、家事を上手にこなすなど、家庭的な妻が求められるため、女性としては窮屈に感じられることもあるかもしれません。
警察官の男性から好かれる女性のタイプ

警察官との出会いをモノにするには、警察官に好まれやすい女性像を知るのが大切です。
- 社会的信頼の高い女性
- 自立心や向上心のある女性
- 家庭的な女性
警察官が好きな女性のタイプは、主に以上の3つが挙げられます。無理に自分の性格を変える必要はありませんが、該当する部分は積極的にアピールするといいでしょう。
社会的信頼の高い女性
警察官は「世間の目」を気にする人が多く、社会的信用が高い女性を妻にしたいと考える傾向があります。
大手企業の社員、有名大学卒など、社会的ステータスのある女性ほど好感をえやすいでしょう。
自立心や向上心のある女性
警察官は精神的に鍛えられた人が多く、女性にも精神的な強さを求める傾向にあります。
たとえばちょっとしたことで落ち込むと、「そんなことでへこむのか」とイライラされる可能性が高いでしょう。
些細なことで泣いてしまう繊細な女性より、サバサバする女性のほうが、警察官から好まれやすいといえます。
家庭的な女性
警察官は責任感が強く、仕事自体も多忙なため、どうしてもプライベートより仕事が優先になりがちです。そのため家庭のことをすべて任せられるような、家庭的な女性がモテると考えられます。
料理が上手、家事が得意、子どもが好きな女性は、気になる警察官の男性にアピールするといいかもしれません。
偽警察官と出会わないための注意点
警察官は女性からの人気が高い職業ですが、それを利用して警察官だと偽る「偽警察官」もいるようです。職業を自由に設定できるアプリや合コンでは「偽警察官」に遭遇しないよう注意するのがおすすめです。
本当に警察官か見極めるには、服装をチェックするのが効果的です。警察官は以下の3点がルールとして徹底されるため、1つでもあてはまらなければ「偽警察官」の可能性が高いと判断できます。
- 黒髪
- 髪が耳にかからない
- ピアス穴がない
また警察官の必修科目である武道(柔道か剣道)の話をふるのもおすすめです。返答にちぐはぐな点があれば、嘘をついているのかもしれません。
警察官との出会い事情まとめ
警察官は社会的信用が高く、近くにいるだけで頼もしい存在です。実際にお付き合いや結婚をすると、困る場面もあるかもしれませんが、それはどの職業でもなにかしらあるものです。
ぜひ当記事で紹介した出会い方やコツを実践し、憧れの警察官との出会いを手にしてくださいね。

記事を書いた人
ENSPORTS magazine編集部