近年は、仕事帰りや休みの日などに「一人飲み」をする人が増えています。
ときには一人飲みをする人同士で交流が生まれることもあり「ひょっとして一人飲みをしたら素敵な異性に出会えるのでは?」と、淡い期待を抱いているかもしれません。
そんな「一人飲み」ですが、結論から言えば出会いの宝庫です!
当記事では一人飲みに出会いがある理由や、話しかけられやすくする振る舞い、注意点まで解説します。
目次
そもそも一人飲みのメリットとは?

「一人飲み」と聞くと、なんだか寂しいイメージがあるかもしれません。しかし、一人飲みには一人だからこそのメリットが多く、友人や同僚と飲みに行くのとはまったく別物です。
- 好きなお店を選べる
- 好きなメニューを好きなだけ注文できる
- 考えごとで頭の中を整理できる
一人飲みのメリットは、主に上記の3つです。まずは「一度やったらハマる」という声も多い一人飲みの魅力を掘り下げましょう。
好きなお店を選べる
一人飲みの最初のメリットは、自分の好きな店を選べる点です。
いつも前を通るたびになんとなく気になっていたお店、自宅から近いお店、一度は行きたかった高級バーなど、その日の気分にあわせてお店を選べるのは、一人飲みならではのメリットでしょう。
友人や同僚と飲みに行くと、できるだけみんなが集まりやすい場所や、当たり障りのないチェーンのお店になりがちです。また高いお店はできるだけ避け、3,000~5,000円程度の予算内におさめなければなりません。
そのため「みんなのためにお店を選ぶ」という思いが無意識に生まれ、本当に自分が行きたいお店をシンプルに選ぶことはできません。
友人などの好みを考えることなく、純粋に自分が行きたいお店を選べるのは、一人飲みならではの醍醐味です。
好きなメニューを好きなだけ注文できる
好きなメニューを好きなだけ頼めるのも、一人飲みならではのメリットです。
みんなで飲みに出かけると、枝豆や揚げ物など、いわゆる「王道」のメニューを頼むことがほとんどです。たとえ食べたいものがあっても、好き嫌いがわかれるメニューは注文しづらいでしょう。
また会社の上司や取引先などと飲みに行くと、大皿の料理を取り分けなければなりません。常に周囲に気を遣うことから、気が休まることも少ないでしょう。
一方一人飲みなら、本当に自分が食べたいメニューを好きなだけ注文できます。もちろんほかの人のために取り分けたり、遠慮したりする必要はありません。
また近年は一人飲みが広く浸透していることから、「お一人様メニュー」を提供するお店も増えています。量は少なめ、値段も安めに設定されるため、少量のメニューをたくさん頼むなどの楽しみ方ができます。
考えごとで頭の中を整理できる
一人飲みにハマる人が多い理由として、考え事など頭の中を整理できる点が挙げられます。
一人飲みの間は、周囲の人のことは何も考えずに「一人時間」を満喫できます。毎日仕事で忙しい方にとって、こうした一人時間は貴重かもしれません。
今後の仕事のこと、身の回りのこと、自分の将来のことなど、たまに立ち止まってじっくり考えるのは、有意義な時間といえます。
またお酒を飲むと気持ちがリラックスすることから、ふと新しいアイデアや視点が生まれることもあります。これらのアイデアは、毎日多忙の中で絞り出すアイデアよりも上手くいくことが多く、今後のキャリアや人生に影響を与えてくれるでしょう。
一人飲みに出会いがある3つの理由

冒頭で断言したとおり、一人飲みには出会いのチャンスが十分にあります。
- 話しかけられるのを期待する人も多い
- お酒の力で話しかけるハードルが下がる
- おしゃれな大人の男女が集う
一人飲みに出会いがある根拠は、以上の3つです。1つずつ、理由をチェックしましょう。
話しかけられるのを期待する人も多い
一人飲みが好きな人には、実は話しかけられることを期待する人もたくさんいます。
よく居酒屋でカウンタ―のお一人様同士が盛り上がったり、バーで初対面の男女が仲良くなったりする話を聞くでしょう。一人でお酒を飲むと、「楽しい瞬間を共有したい」という意識が芽生えやすく、初対面の人でもどんどん会話が弾むものです。
近くのカウンターで素敵な異性が一人飲みしていたら、勇気を出して話しかければ一気に距離が近づくかもしれません。
お酒の力で話しかけるハードルが下がる
お酒を飲むと、ほとんどの人は気分が高揚し、開放的な気分になるものです。そのため普段はシャイな人でも、初対面の人に話しかけるハードルは下がります。
もちろん話しかけられる異性としても、お酒の力が働けば見知らぬ人を受け入れやすくなります。「シラフ」では話しかけられないシチュエーションでも、お酒の力を借りればどんどん会話が膨らむでしょう。
おしゃれな大人の男女が集う
一人飲みを好む人は、精神的に自立したおしゃれな大人が多いといえます。かつてのように「一人飲みは寂しい」というイメージは、今やほとんどありません。
一人飲みが好きな人は落ち着きや寛容性があり、急に話しかけられても嫌な顔をせずに優しく受け入れてくれます。若い世代では「ナンパ」と捉えられることでも、こうした大人は一つのコミュニケーションとして広い心で受け入れてくれるはずです。
【一人飲み×出会い】素敵な異性に話しかけられる5つのコツ

「一人飲みで出会いを探したいけど、さすがに自分から話しかけるのは気が引ける」という方も多いかもしれません。
そんな方は、お相手から話しかけられやすくなるコツを押さえておくとよいでしょう。
- おしゃれなバーや居酒屋を選ぶ
- カウンター席に座る
- 気さくな店主がいるお店を選ぶ
- 常連さんと交友関係を築く
- スマホをいじらない
一人飲みで話しかけられやすくなるコツは、以上の5つです。話しかけてほしい雰囲気を自然に出せば、素敵な出会いにつながる可能性は上がりますよ。
1. おしゃれなバーや居酒屋を選ぶ
一人飲みで出会いを期待するなら、おしゃれなお店を選ぶことが大切です。できるだけこじんまりとしたお店のほうが、落ち着いた雰囲気ですから一人でも入りやすいでしょう。
一人飲みに向くお店は、次の3つが挙げられます。
- 個人経営の居酒屋
- スタンディングバー
- ホテルのラウンジバー
大衆居酒屋のようなお店はグループ客が多いため、一人飲みでの出会いは期待できません。とくにチェーンの居酒屋は学生サークルなどの飲み会も多く、周囲がうるさく感じられることもあるでしょう。
一人飲みで出会いを探すなら、ちょっと値段は高くても「大人な雰囲気」のお店を選ぶのがおすすめです。
2. カウンター席に座る
お目当てのお店に入店したら、できるだけカウンター席に座るのがおすすめ。
カウンター席は一人飲みのお客さんが多く、互いに声をかけやすい環境が整っています。素敵な異性と席が隣になれば、ふとしたきっかけで会話が生まれる可能性は高いでしょう。
一方テーブル席に座ると以下のデメリットがあり、一人飲み同士でも会話が生まれる可能性は下がります。
- テーブルの距離が離れている
- パーテーションなどで空間が仕切られている
- 周囲にグループ客がいると居心地が悪くなる可能性がある
もし店員さんにテーブル席を案内されたら、カウンター席に座りたいとリクエストするのがおすすめです。
3. 気さくな店主がいるお店を選ぶ
カウンター席に素敵な異性が座っても、何かと緊張してしまい、声をかけるのが難しく感じられるものです。そんなときにお客さんの「つなぎ役」になりうるのが店主やマスターです。
カウンター席周辺では、常連と店主で会話が盛り上がることがよくあります。気さくな店主ならはじめてのお客さんにも話しかけてくれ、会話の中でお客さん同士をつないでくれることもあるかもしれません。
たとえば、カウンター席でよくあるのは、こんな会話です。
店主(マスター):お客さん一人?どこから来たの? お客さんA:そうなんです。今日は渋谷から。仕事が渋谷で、仕事帰りに寄ってみたんです。家は吉祥寺なんですけどね。 店主(マスター):ああ吉祥寺かい。〇〇さんも吉祥寺だよね。 お客さんB:そうです!あれ、吉祥寺なんですか?近所ですね。 |
4. 常連さんと交友関係を築く
カウンター席で知り合いが増えると、ふとしたきっかけで素敵な異性とつながるチャンスが生まれます。
よくあるのは、知り合いの常連が連れてきた会社の後輩がイケメン(美人)だったケースです。共通の知り合いがいれば、こうしたイケメンや美女とも自然な形で会話が生まれるでしょう。
一人飲みでは、意外なきっかけで出会いが生まれることも少なくありません。たとえ最初に知り合う異性がタイプでなかったとしても、純粋に友だちとして仲良くなれば新しい人脈が生まれ、素敵な異性に出会える可能性が上がります。
5. スマホをいじらない
一人飲みで話しかけてほしいオーラを出すには、スマホをいじらないことが大切です。
一人だとついついスマホをいじる人は多いですが、スマホばかり見ていると、周囲のお客さんに「邪魔したら悪いかな」という気持ちが生まれてしまいます。スマホばかり見ては、たとえ素敵な異性が話しかけたいと思っても、そのチャンスを逃すでしょう。
一人飲みを楽しむときはできるだけ視線を上げ、気になる異性にはときどき視線を送ることが大切です。
一人飲みで出会いを探すうえでの注意点

ここまで一人飲みの醍醐味やメリットを解説しましたが、一人飲みはけっしてメリットばかりではありません。
一人飲みで出会いを探すなら、一人飲みならではの注意点も把握する必要があります。
- 恋愛関係を焦らない
- 純粋に一人で飲みたい人もいる
- 飲み過ぎない
異性にとって迷惑にならないためにも、適切な距離感を意識しましょう。
恋愛関係を焦らない
一人飲みで素敵な異性に出会えても、恋愛関係を焦ってはいけません。あまりにグイグイすると、せっかくの素敵な異性にも引かれる可能性があります。
一人飲みで知り合った人と恋愛関係になるには、次の手順が順当でしょう。
- 一人飲みで仲良くなる
- 連絡先を交換する
- 同じお店でサシ飲みする
- お店以外で、デートする
一人飲みで仲良くなったら、まず連絡先は聞いておきましょう。お店での出会いは一期一会のため、どれだけ素敵な異性でももう二度と会えないかもしれません。
たとえその人がお店の常連だとしても、タイミングが合わない限り再会するのは困難です。
純粋に一人で飲みたい人もいる
一人飲みする人に話しかけるときは、お相手が嫌がっていないかを見極めることも重要です。
冒頭で紹介したとおり、一人飲みする人の中には「単純に一人時間がほしい」と考える人もいます。仕事や自分の将来の整理中に見知らぬ人に話しかけられたら、嫌な気分になる人も少なからずいるでしょう。
もしお相手が嫌そうな顔をしたら、無理に会話を続けるのではなく「お邪魔してすみません」と引き上げるのが賢明です。
飲み過ぎない
一人飲みならではの注意点として、「飲み過ぎNG」が挙げられます。
一人飲みだと、友人や同僚のように酔っぱらった自分を介護してくれる人はいません。知り合いの家に泊まらせてもらうことはなく、自宅まで自力で帰宅する必要があります。
また素敵な異性の前で泥酔すれば、たとえ好感を持ってくれても、その時点で一気に引いてしまうでしょう。
いくら異性と話して気分が高揚しても、飲み過ぎには十分に注意が必要です。
一人飲みで気になった異性には積極的に話しかけよう
一人飲みはちょっとした社会的ブームになっており、一人飲みから出会いにつながる可能性は十分にあります。「お酒が好き」という共通の趣味があれば、付き合ってからも関係が長続きしやすいでしょう。
どれだけ素敵な異性と居合わせても、どちらかがきっかけを作らなければ仲良くなることはありません。気になる人が退店してしまったら、再会できる可能性はまずないと考えるべきです。
一人飲みの出会いは「一期一会」だと考え、気になった人には積極的に声をかけてみましょう。

記事を書いた人
ENSPORTS magazine編集部