近年、習いごととして男女ともに人気を集める料理教室。
通う方は家庭的なイメージがあるため「ひょっとして料理教室で素敵な異性に出会えないかな?」と期待する方もいるようです。
しかし結論から言えば、料理教室で出会いを見つけるのは困難でしょう。とはいえまったくチャンスがないわけではありませんので、周囲に迷惑にならないよう節度を持ってチャレンジするのがおすすめです。
当記事では料理教室で出会いを探すメリットや注意点をまとめましたので、ぜひご覧ください。
目次
料理教室で出会いを探すメリット

料理教室に通う人は「旦那さんや彼氏においしい料理を振る舞いたい」、「レストラン並みの食事を自宅で再現したい」など、家庭的な人が多いといえます。
まずは男女ごとに分け、料理教室で出会いを探すメリットをチェックしましょう。
男性が料理教室で出会いを探すメリット
男性が料理教室で出会いを探すメリットは、きっかけさえあれば上手くいきやすい点です。
まず女性が料理教室に通う動機には、結婚や恋愛に関係する場合もあります。すでにお相手がいる場合も多いため注意が必要ですが「そろそろ彼氏を作りたいから女子力をあげよう」と料理を始める方は実際にいらっしゃいます。
つまり恋愛へのモチベーションが高いため、きっかけさえあれば恋に発展する可能性が考えられます。また男女比を考えても女性が多いため、チャンスも訪れやすい環境です。
うまく馴染めさえすれば、出会いのチャンスが訪れる可能性が高いのが男性側のメリットと言えます。
女性が料理教室で出会いを探すメリット
女性側のメリットは、料理上手で家庭的な男性に出会える点。
時代とともに価値観が変わっているとはいえ「料理は女性に作ってほしい」と考える男性はいまだに少なくありません。そんな中、みずから受講料を払って料理を習得したいと考える男性は、きわめて家庭的と判断できます。
一緒に料理を練習したり、お互いに作りあったりと、料理を楽しめるお相手を探せるのが女性側のメリットと言えます。
料理教室で恋愛成就するためのコツ

料理教室に通う人は20~40代と幅が広く、出会いを探すなら時間帯や教室の場所をよく考える必要があります。
料理教室での出会いを期待するなら、以下の3点に気をつけて条件を選ぶといいでしょう。
- 平日の夜か土日を選ぶ
- グループレッスンを選ぶ
- オフィス街や駅近の教室を選ぶ
平日の夜か土日を選ぶ
料理教室に通う日時は、平日の夜か土日がおすすめ。独身の人は日中に仕事することが多く、平日の夜や土日に習いごとをするためです。
たとえ仕事が平日休みの人でも、あくまで出会いを期待したいなら、日中ではなく夜のクラスを選ぶといいでしょう。
平日の昼間はクラスの大半が主婦や既婚者が多いため、出会いは期待しにくい環境と言えます。
グループレッスンを選ぶ
料理教室には「プライベートレッスン」と「グループレッスン」の2種類があります。
- プライベートレッスン:講師1名につき生徒は1名のみ
- グループレッスン:講師1名につき生徒は5~10名ほど
料理教室で出会いを探すなら、グループレッスン一択です。プライベートレッスンは講師とのマンツーマンレッスンなので、受講生同士で出会いが生まれることはありません。
より料理の腕を上げやすいのはプライベートレッスンかもしれませんが、出会いのチャンスを期待するなら、グループレッスンを選ぶと良いでしょう。
オフィス街や駅チカの教室を選ぶ
料理教室で出会いを探すなら、できるだけオフィス街や駅チカの教室を選ぶのがおすすめ。平日の夜など仕事帰りに料理教室に通う人ほど、オフィス街や駅チカの教室に集まりやすい傾向にあるからです。
とくに便利なのが、駅チカのショッピングモールに併設される料理教室です。こうした料理教室なら電車でのアクセスもしやすく、仕事帰りでも気軽に立ち寄れます。
料理教室によっては住宅街に教室を構えることもありますが、住宅街の教室は基本的に主婦を対象としており、受講時間帯が平日の昼に限定されることも少なくありません。
独身の人が料理教室で出会いを探すなら、ターミナル駅の近くなど、人が集まりやすい教室を選ぶのがおすすめです。
料理教室で気になる異性と近づくためのテクニック

料理教室に出会いがあるとはいっても、実際にどうやったら恋愛に発展するのかイメージしにくいでしょう。
そんなときは、下記のポイントを押さえてコミュニケーションをとってみてください。
- お相手の料理を褒める
- 作り方のコツを聞く
- 休憩時間に少しプライベートな質問をする
グループレッスンでは生徒同士で自然な会話が生まれ、共通のレシピに取り組むことで仲間意識が芽生えやすい環境です。初対面でもお相手に話しかけるハードルは下がるため、まずは自然に会話できるところから始めましょう。
お相手の料理を褒める
グループレッスンに参加すると、実際に作った料理を参加者同士で試食する機会があります。もしグループ内に気になる異性がいたら、まずはお相手の料理を褒めるのがおすすめです。
たとえ料理に自信がないとしても、お相手から褒められて嫌な気持ちになる人はいません。味のほかにも、見た目や盛り付けを褒めるのも効果的です。
お相手の料理を上手に褒めれば、好印象を持ってもらいやすく、互いの距離を縮められるでしょう。
ただし「自分の料理はまずい」などと、自分を下げる必要はありません。ネガティブな発言が多いとお相手も反応に困り、せっかくのチャンスも失敗に終わるでしょう。
作り方のコツを聞く
お相手の料理を褒めたら、あわせて作り方のコツを聞くのもおすすめです。質問する内容は「どのくらい焼いたんですか?」「調味料はどのくらい入れましたか?」など些細なことで構いません。
これによりお相手も「本当に自分の料理を気に入ってくれたんだ」と感じられ、会話が自然に続きやすくなります。
ほかにも、以下のように料理に関する話題を気さくにふってみるのもおすすめです。
- 普段から料理するんですか?
- 〇〇料理がお好きなんですか?
- この調味料おいしいですよね。
休憩時間に少しプライベートな質問をする
レッスン内で徐々に距離が縮まったら、少しプライベートな質問をするのもいいでしょう。比較的質問しやすいテーマとしては、以下が挙げられます。
- 通い始めて長いんですか?
- 職場がこの辺なんですか?
- いつもこの時間帯に参加してるんですか?
プライベートな質問とはいえ、はじめのうちはできるだけライトな内容に留めるのが大切です。
いきなり「どこに住んでいるんですか?」「彼氏いるんですか?」など踏み込んだ質問をすると、お相手からの警戒心も高まります。
また、いつも何曜日の何時頃に通っているのかをさりげなく聞くと、その後も同じレッスンに参加できる可能性が高まるでしょう。
料理教室で出会いを探すうえでの注意点

「料理教室」と一口に言っても、参加者の年齢層はさまざまで、近年は受講形態も多様化しています。そのためいざ通い始めても、思ったような出会いがまったくない可能性は十分にあるでしょう。
料理教室で出会いを探すなら、少なくても次の3点は事前に知っておくべきです。
- オンライン受講の割合が増えている
- 知り合える異性は少ない
- 既婚者も多い
オンライン受講の割合が増えている
料理教室は生徒が実際に教室に通う「対面式」がメインですが、近年はビデオ機能を利用した「オンライン受講」も増えています。
オンライン受講は教室に通う手間が省けるだけでなく、自分の好きなタイミングで受講できるのがメリットです。しかし講師が料理する様子を画面上で視聴するため、ほかの受講生と交流が生まれることはありません。
とくに仕事で忙しい独身の人は、オンライン受講を好む傾向にあります。受講形態の多様化により、料理教室での出会い探しはますます難しいといえます。
知り合える異性は少ない
料理教室で出会える異性は、決して多くありません。
とくに女性からすると、料理教室で知り合える男性は1人いれば良いほうです。参加者全員が女性のことも決して珍しくないため、基本的に男性との出会いは期待できません。
一方男性目線で考えても、1回のレッスンで知り合える女性は多くて5~10名ほどです。1度に10人以上の異性と知り合える街コンに比べると、出会いの効率は悪いでしょう。
そもそも料理教室を「出会いの場」と考える女性はほぼいないため、たとえアプローチしても恋愛に発展しにくいのが現実です。
既婚者も多い
料理教室の受講生の中には、既婚者もたくさんいます。
とくに料理教室に多いのは、旦那さんにおいしい料理を作りたい20代女性や、これまで苦手だった料理を克服したい30~40代の女性です。
お相手が既婚者なら、もちろん出会いは期待できません。グループレッスンで気になる異性がいたとしても、前提として既婚かどうかを慎重に確認する必要があるでしょう。
出会い目的で料理教室に参加するのはNG
記事の内容をまとめると、「出会い目的」で料理教室に参加するのはNGです。
料理教室はそもそも料理を学ぶ場所で、出会いを求めて通う場所ではありません。
受講生の中にも出会いを期待する人は少なく、ガツガツいくとお相手に迷惑がられる可能性もあります。
そのため出会い探しを目的に料理教室に通うのではなく、あくまで「料理を習得した先に出会いがある」と考えるのが賢明でしょう。
もしどうしても料理上手な異性と出会いたいなら、マッチングアプリや街コンを視野に入れるべきです。互いに料理が好きなら、休みの日に一緒に料理すれば、恋愛関係も長続きしやすいでしょう。
料理教室に出会いを期待する人は、当記事で紹介したコツや注意点を参考にし、あくまで料理習得の延長として出会いを探してみてください。

記事を書いた人
ENSPORTS magazine編集部