元彼を引きずったまま今彼と付き合い、つらい気持ちを抱えていませんか。
今彼に失礼だと思いながらも、元彼に未練があると何度も思い出してしまい、罪悪感に襲われる場合も少なくありません。
気持ちを整理するためにも、元彼を引きずったまま付き合うのがつらい理由と対処法を解説します。
元彼とよりを戻さないほうが良い例も解説するので、今彼と別れたほうが良いのか悩むときの参考にしてください。

元彼を引きずったまま付き合うのがつらい理由

今彼と元彼を比べてしまい、罪悪感に襲われるときがあります。
元彼を引きずったまま付き合うのがつらい理由の詳細を見ていきましょう。
元彼を引きずったまま付き合うのがつらい理由
- 今彼と元彼を比べてしまう
- 心の傷が癒えていない
- 結婚相手になれるのか悩む
今彼と元彼を比べてしまう
元彼と別れて間もない頃は、今彼と比べて疲れるときもあります。
今彼と一緒にデートを重ねるなかで「元彼なら〇〇してくれたのに」と、二人の違いが気になる場面が出てくるからです。
内心で元彼と比べる自分が嫌になり、今彼を裏切るような気持ちから罪悪感にかられます。
心の傷が癒えていない
今彼と付き合っていても、元彼と別れたときの傷が癒えない間は、立ち直れない状態が続きます。
心のダメージが大きい分、つらい感情を受け入れるのに時間がかかるからです。
元彼のことを考えても仕方ないと頭では理解していても「どうして振られたんだろう」「私の何がいけなかったんだろう」と、後悔から自分を責めるときもあります。
結婚相手になれるのか悩む
今彼との結婚を考えて、生涯をともに過ごす相手に相応しいのか悩むときがあります。
実は元彼とよりを戻したい気持ちが強く、今彼を心から好きになれないと感じる場合もあるからです。
ただ、元彼を思い出して気が散ってしまうと、目の前にいる今彼と向き合えなくなります。
結婚相手を選ぶときは生涯をともにする覚悟がいるので、中途半端な気持ちのままだと前に進めなくなりがちです。
信頼できる友達に話して気持ちを整理するなど、自分の本音と向き合う時間を作りましょう。
元彼を引きずったまま付き合うときの対処法6つ

元彼を忘れて今彼を大切したいときは、少しずつ気持ちを整理しましょう。
以下で元彼を引きずったまま付き合うときの対処法を解説します。
正直な気持ちを今彼に話す
元彼を引きずったまま付き合い、罪悪感があるときは、今彼に正直な気持ちを伝えるのもありです。
本音を隠したまま過ごすよりも、気持ちを伝えられると心が軽くなるかもしれません。
ただ、今彼の性格や状況によっては、喧嘩になる可能性も考えておきましょう。
今彼に話すときは「気を悪くしたらごめんね」など、相手を気遣う言葉を添えると、摩擦を減らせます。
元彼の嫌なところを思い出す
未練を断ち切りたいときは、あえて元彼の嫌なところを思い出すのがおすすめです。
別れたあとは元彼との良い記憶が残りやすく、相手を美化している可能性もあります。
以下のような形で、元彼に感じた不満を整理しましょう。
元彼の嫌なところを思い出す例
- 別れるときにひどい言葉をぶつけられた
- 束縛が激しかった
- 恋人を否定する言動が多かった
- 浮気性で最低だった
- 最後は倦怠期で愛情表現がほとんどなかった
元彼の嫌なところを振り返ると、冷静になれるので「よりを戻すのはないな」と思えます。
心の傷と向き合う時間を作る
元彼と別れてダメージが大きいときは、ネガティブな感情と向き合う時間を作るのが大切です。
心のなかで「傷ついてつらかったね」と自分を労わる言葉をかけてあげると、少しずつマイナスの感情を受け止められます。
一人で向き合うのがしんどいときは、友達に相談するのもおすすめです。同じような体験談を聞けると「自分だけが苦しいわけじゃないんだ」と勇気をもらえます。
落ち込みが続くときはカウンセラーなどに相談して、回復までの手助けをしてもらいましょう。
趣味で気分転換する
つらい気持ちをまぎらわせるには、趣味を楽しんで気分転換を図りましょう。
好きなことに夢中になっている間は、ドーパミンと呼ばれるホルモンが出て、ポジティブな気持ちが生まれやすくなります。
好きなアーティストのライブに参戦したり、絵を描いたりする時間を作るなど、ワクワクする内容なら何でも構いません。
楽しい時間を過ごしていると、少しずつ前向きな気持ちになり、元彼への未練が薄れていきます。
元彼と一切接しないようにする
ネガティブな感情を引きずらないためにも、元彼と交流するのはやめましょう。
直接会わない場合でも、メールでやりとりを続けている間は、関係性をもった状態なので未練につながります。
元彼とSNSでつながりがあるときは、フォローを解除するか、自身のアカウントごと削除するのがおすすめです。
接触する機会を減らせると「元彼がいなくても大丈夫。今彼がいるから大切にしたい」と、少しずつ気持ちを切り替えられます。
時間が解決するのを待つ
元彼を引きずるときは、数ヶ月から年単位をかけて時間が解決するのを待つのも大切です。
特に今彼と付き合い始めて間もない場合は、元彼と過ごした記憶が新しいため、思い出すのも仕方ない面があります。
元彼に申し訳ない気持ちになり、自分を責める機会を減らすためにも「今はつらくても当然」と割り切る気持ちが必要です。
引きずっている元彼とよりを戻さない方が良い例

「今彼と別れたほうが良いのかも」と迷うときは、立ち止まって冷静になる必要があります。
元彼と再び付き合えても、関係が上手くいくとは限らないからです。
以下で元彼とよりを戻さないほうが良い例を見ていきましょう。
元彼とよりを戻さない方が良い例
- 価値観が合わずに別れたとき
- 浮気などのトラブルで別れたとき
- 共依存で離れられないとき
- 人生観が合わずに別れたとき
価値観が合わずに別れたとき
元彼と価値観が合わずに別れたときは、よりを戻したとしても、同じところで不満を感じる可能性が高くなります。
お互いに譲れない部分でぶつかると、どちらか一方が我慢しないといけないからです。
価値観の違いでよくある例
- 性格が合わない(元彼の言い方がきついなど)
- 金銭感覚が合わない(元彼がケチなど)
- 趣味が合わない(元彼に趣味を否定されるなど)
誰と付き合っても、ある程度は価値観をすり合わせていく過程が必要です。
ただ「元彼とは根本的に合わない」と感じる場合、相性が良い別の男性を探すほうが、穏やかで幸せな時間を過ごせます。
浮気などのトラブルで別れたとき
元彼のトラブルが原因で別れた場合、長期的な関係を築くのは難しくなります。
人間の性格は根本的には変わりません。たとえば、元彼が浮気性のタイプなら、残念ながらまた別の女性と関係をもってしまい、傷つけられる可能性が高くなります。
ほかにも、元彼のDVやモラハラが理由で別れたときも、よりを戻すのは避けましょう。
元彼が生涯をかけて向き合う必要がある問題で「相手が変わってくれるかも」と期待しても徒労に終わります。
今は元彼と別れてつらくても、時間が解決してくれるはずです。貴重な人生の時間を無駄にしないためにも、目の前の今彼を大切にしましょう。
共依存で離れられないとき
自分を犠牲にしてまで、元彼とよりを戻したいときは共依存の可能性があります。
共依存のカップルは両者ともに自信がありません。二人きりの世界に閉じこもり、お互いがなくてはならない存在として、関係を維持しようとするのがポイントです。
たとえば、元彼がDVをする側、自分がされる側の場合、ひどい男性だとわかっていても、好きで離れられなくなる例があげられます。
ただ、精神的に自立できていない状態は、あまり健全な関係とはいえません。
「元彼と一緒にいると苦しいから別れたのに、頭から離れない」と感じるときは、新しい恋人との思い出を重ねて、時間が解決するのを待ちましょう。
人生観が合わずに別れたとき
元彼と思い描く人生設計がズレてしまい、別れる場合もめずらしくありません。
自分は元彼と地元で暮らしたい気持ちがあり、元彼は職場から近い都心で暮らしたいと思う例があげられます。
よりを戻せたとしても、人生で優先したい部分が一致しないと、最後は再び別れにつながるはずです。
今彼とともに人生を歩めそうなときは、未来の幸せに目を向けて前に進みましょう。
元彼を引きずったまま付き合うのもOK!今彼との思い出を重ねよう
元彼を引きずったまま付き合うのがつらい理由には、今彼と元彼を比べてしまう例があげられます。
過去を乗り越えるには、つらい感情と向き合う時間を作るのが大切です。
また、元彼と価値観が合わずに別れている場合は、よりを戻せても同じ部分で悩んでしまい、関係を長続きさせるのは難しくなります。
未練があるときは感情を引きずるものなので、割り切ってそのまま今彼と付き合うのもありです。
少しずつ今彼との思い出を重ねて、元彼の存在が過去の記憶として過ぎ去る日を待ちましょう。