ボルダリングデートの魅力とは？付き合う前のカップルだと気まずい？

ボルダリングとはクライミングの一種で、室内にある人工壁に付けられているホールドを使いながら壁を登るスポーツ。

ボルダリングデートでは自然なスキンシップもとれるうえ、達成感も得られるおすすめのデートプランです。

とはいえ「初心者にはボルダリングは難しそう……」「付き合う前のデートでも楽しめるのかな？」と不安に感じるかもしれません。

そこでこの記事では、ボルダリングデートの魅力や注意したいことをボルダリング初心者へ向けて紹介します。

新しいことを始めたい、新鮮な気持ちを味わいたい人は、ボルダリングデートに挑戦しましょう。

ボルダリングデートの魅力

ボルダリングデートは、2人で相談しながら決められたコースを登るため、自然とコミュニケーションが生まれやすいプランです。

お相手の新たな一面を発見できる、ボルダリングデートの魅力を詳しく紹介します。

難易度が分かれているため初心者レベルでも挑戦しやすい

ボルダリングのコースは難易度ごとに分かれており、初心者でも挑戦しやすいため、デートとしておすすめです。

クライミングジムによって異なりますが、コースは主に8級から1級までの難易度に分かれており、レベルに合った課題に挑戦できます。

たとえば8級は初心者や運動が苦手な女性でも十分に取り組めるレベルに設定されているため、達成感を味わいやすいのが嬉しいポイントです。

どうしてもクリアできない場合は、スタッフに登り方を教えてもらうこともできます。たとえお互い初心者でも、一緒に楽しみやすいのがボルダリングの魅力です。

シューズやチョークなどの必要な持ち物をクライミングジムでレンタルできる

ボルダリングに必要な道具のほとんどを、クライミングジムでレンタルできるのもありがたいポイントです。

ボルダリングにはシューズやチョークなど、特有の道具が必要になるものの、ほとんどのジムではレンタルサービスが用意されています。

そのためわざわざシューズを購入する必要はなく、動きやすい運動着さえ準備すれば手軽に始められます。

自然なスキンシップで親密度アップ

ボルダリングデートは、自然なスキンシップをとれるのも魅力的。

お相手がボルダリング経験者であれば、登り方やホールドのつかみ方などを手取り足取り教えてもらうのもいいですね。さりげなく身体に触れ合えるボルダリングは、カップルの親密度を高めるのにはぴったりです。

とくに男性はアドバイスを求められると「頼られている」と感じるため、女性はぜひ意識してみてください。

一緒に達成感を得られるスポーツ

ボルダリングでは「どうしたらコースをクリアできるのか」を2人で相談できるため、一緒に達成感を得やすいのも魅力です。

一体感が生まれると自然に距離を縮めやすく、付き合いたてのカップルや付き合う前の男女のデートにはとくにおすすめです。

心拍数が高まり、「吊り橋効果」に近い感覚も味わえますから、ぜひお近くのクライミングジムに足を運んでみてください。

たくましい姿にドキッとする

ボルダリングは重力に逆らうため、相応のパワーも必要なスポーツです。そのため女性にとっては、お相手のたくましい姿が見られるところも魅力のひとつです。

ランチデートや映画デートでは見られない姿を目にすると、お相手への好感度もさらに高まるはず。力を入れた時の筋張った筋肉など、普段は見られない男らしい一面も見られるかもしれません。

普段と違うお相手の魅力を知りたいのなら、ボルダリングデートを選んでみてください。

屋内のため天候に左右されにくい

屋外のデートは天候に左右されますが、ボルダリングは屋内で行います。そのため急な天候の変化を気にせずに計画できるのも魅力的です。

ディナーや映画など、その後のデートプランへの影響も少ないため、予定を崩されたくない方にもおすすめです。

ボルダリングデートの服装や髪型

ボルダリングデートを楽しむには、服装や髪型に気を遣うことも大切。ここでは、ボルダリングデートにおすすめの服装や髪型を紹介します。

動きやすい服装がベター

ボルダリングは見た目以上に動くため、ストレッチ性の高い動きやすい服装がベターです。

そのためどんな動きにも対応できる、Tシャツやジャージがおすすめ。ボルダリングでは足を大きく開いたり、しゃがんだりするため、伸び縮みする服装がおすすめです。

最悪衣類が破れてしまうこともありますから、ボルダリングでは気兼ねなく動ける服装を選んでください。

ロングヘアの人は髪をまとめる

ボルダリングデートでは、ヘアゴムなどで髪をまとめましょう。

髪の毛で視界を遮ってしまっては課題が達成できないだけでなく、怪我につながる可能性もあります。また滑り止めのためにチョークを使用するため、髪を下ろしたままではチョークがついて汚れやすくなってしまう恐れも。

ロングヘアなら髪をまとめると、清潔感も演出できます。

アクセサリーはすべて外す

ボルダリングデートの際には、リングやネックレスなどのアクセサリー類はすべて外しましょう。

アクセサリーを付けた状態では登っている時に引っかかり、怪我につながる可能性も考えられます。さらにアクセサリーを付けたままでは、汚れや傷が気になってボルダリングに集中できません。

ボルダリングデートを思い切り楽しむためには、アクセサリーはすべて外してトライしましょう。

付き合う前でもOK！ボルダリングデートの4つのポイント

ボルダリングデートは初心者でも挑戦しやすく、距離を縮めやすいことから、付き合う前にもおすすめのデートプランです。

とはいえデートを成功させるには、いくつかの作法を理解する必要があります。お相手との親密度を高めるためにも、ボルダリングデートを楽しむための4つのポイントを紹介します。

事前に施設のチェックする

付き合う前のデートや初心者の場合はとくに、足を運ぶ予定のジムはどんな施設なのか、事前にチェックしましょう。

ボルダリングジムは場所によってその設備はさまざまです。とくに下記の項目は、きちんと把握したいポイントです。

フィッティングルームのような簡易的な更衣室しか備えられていないジムもありますから、カップル2人で相談してみてくださいね。

着替えやメイク道具を準備する

ボルダリングはチョークで汚れたり汗をかいたりするため、着替えやメイク道具を準備するとバッチリです。

もしボルダリング後に食事をする場合には、汚れた服装でお店に入るのは落ち着かないはずです。また女性であれば、髪型やメイクが乱れてしまっては、なかなかデートに集中できませんよね。

きれいな服に着替えたりメイク直しを行ったりして、その後のデートも思いっきり楽しんでくださいね。

ご自身が上級者でも一緒に楽しむことを目的にする

ボルダリングデートでは、「周りの目を気にせず、お相手と一緒に楽しむ」という共通意識をもつのが大切。

とくに初心者の場合他のジム利用者の目が気になり、なかなか挑戦できないことも少なくありません。逆に悔しさからか、レベルに見合わないコースを選んでしまいがちです。

ボルダリングデートの目的は「ボルダリングがうまくなること」ではありません。あくまでも「ボルダリングを通じて、2人一緒に楽しい時間を過ごすこと」です。

ボルダリングの魅力である達成感を味わうためにも、ご自身に合ったレベルのコースに、2人で挑戦するように意識してみてください。

登り方がわからない時はスタッフからレクチャーを受ける

何度も何度も同じ課題にチャレンジしても、にっちもさっちも行かない場合は、スタッフからコツを教えてもらうのも選択肢のひとつです。

ボルダリングの課題はジムスタッフが作っていることがほとんどですから、その課題の登り方を把握しているのが一般的です。

ボルダリングは登り方ひとつで難易度も大きく変わります。お互いに課題をクリアできない時間が続くと、次第に気まずい空気がただよい始める可能性もありますから、そんな時は潔く教えを請いましょう。

ボルダリングにおすすめのデートプラン

ここでは、ボルダリングデートのおすすめプランを一例として紹介します。

軽めのデートプラン

ボルダリングは全身の力を使うスポーツですから、長時間行えるデートプランではありません。初心者の場合、とくに腕の力が次第に入らなくなります。

お相手の体力に合わせて時間を調節し、長くても2時間程度で切り上げるのがおすすめです。

長めのデートプラン

ボルダリングで疲れた体を、銭湯でリラックスするのもおすすめです。銭湯では本格的すぎると感じる場合、手軽にマッサージに行くのもいいですね。

ここで紹介したプランも参考に、お相手と相談しながら予定を立ててみてくださいね。

ボルダリングデートで注意したいこと

ボルダリングデートは、気軽に取り組めるのが魅力的。そんなボルダリングデートを成功させるためにも、注意したいことを紹介します。

ボルダリングデートまでに爪を切っておく

ボルダリングデートをする前日までには、爪を短く切っておきましょう。

ボルダリングは、手でホールドと呼ばれる突起物をつかんで登るスポーツです。そのため爪が長い状態ですと、ホールドに引っかかってしまう可能性があります。

ネイルが趣味の女性の場合、爪を切ることに抵抗があるかもしれません。その場合は他のデートを選びましょう。

ボルダリングはデートを楽しむための手段ですから、無理にこだわる必要もありません。

利用者が多すぎると気まずい時間に

ボルダリングジムの利用者が多すぎると、なかなか挑戦できない時間が続くと、後味の悪いデートになってしまうかもしれません。

ボルダリングには利用者の怪我を防ぐためにも、ひとつの壁には一人だけ登るルールがあります。そのため登りたいコース付近を別の利用者が登っている時間は、その人が登り終えるまでは待機しなければなりません。

待機の時間が続けば楽しいはずのボルダリングデートも「つまらないな」「気まずいな…」と感じることでしょう。とくに初心者なら、他の経験者を押し切って課題に挑戦しづらいはずです。

そのため利用者の少ない時間帯を選んだり、広い施設なら利用者の少ない壁に異動したりと、心置きなくボルダリングを楽しめるように工夫してみてください。

女性の場合、他の男性に気を取られない

ボルダリングデートで女性が気をつけなければいけないのは、他の男性に気を取られないこと。

ボルダリングジムでは、ボルダリング上級者がホイホイと登っている姿が見られます。ただデート中に他の男性に見とれては、お相手のプライドを傷つけてしまい、デートが台無しになる可能性もあります。

ボルダリングデートでは、彼が頑張る姿を褒めてあげると好印象を与えられるでしょう。

ボルダリングデートのよくある質問

最後に、ボルダリングデートに関するよくある質問に回答します。

Q.ボルダリングデートへの誘い方は？

お相手がボルダリングに興味を持っているのなら「このボルダリングジムすごく安いみたいだよ！」と安さをアピールするのがおすすめです。あるいは「運動着だけでボルダリングできるらしいから1回行ってみない？」と気軽さを伝えるのもいいですね。

反対にお相手と初めてボルダリングの話題を出す場合、お相手の興味関心に応じて下記のような特徴を伝えてみてください。

Q.ボルダリングは1回だけできるの？

ボルダリングジムにもよりますが、ほとんどの施設では都度払いが可能です。

お互いに初心者の場合、まずは1回だけお試し感覚で行ってみましょう。お互いにハマり、何度もボルダリングに通うようになったのなら、通い放題コースに切り替えるのもいいですね。

まとめ

ボルダリングデートは、登り方などを教えてもらいながら、自然なスキンシップをとれるデートプラン。

付き合う前のデートや付き合って間もないカップルだけでなく、2人で新しいことを始めたいカップルにもおすすめです。

アクティブな2人だからこそ楽しめるボルダリングデートで、お互いの新しい魅力を発見しましょう。

他のアクティブなデートも検討したい方は、下記の記事も参考にしてみてください。