一緒に幸せな時間を過ごした相手でも、別れを選ぶことがあります。
別れを決心した場合、どのように彼氏に伝えると、円満に別れられるのか悩むものですよね。
彼氏と上手に別れるには、事前に心の準備をしておくことがポイントです。
本記事では別れを切り出す前のステップや上手な別れ方を解説します。彼氏との最後を後悔なく締めくくるための手順として活用してください。
彼氏に別れ話を切り出す前のステップ
ここからは、彼氏に別れ話を切り出す前のステップを解説します。
別れ話をするまでに以下のステップをおこない、お互いのダメージを軽減することが前向きな別れへの近道です。
彼氏に別れ話を切り出す前のステップ
- 本当に別れて良いか考える
- 接触回数を減らす
- 借りているものは先に返しておく
本当に別れて良いか考える
彼氏との別れを決めたときは、もう一度本当に別れて良いか考えてみましょう。
勢いで別れたいと思っている状態は、冷静な判断ができていないため、後悔する可能性があります。
彼氏とケンカした、不満が溜まっているなどが原因なら、話し合いで解決できないか考えてみてください。
本当に別れが必要なのかを考えることは、後悔するリスクの軽減につながります。
接触回数を減らす
別れ話をすると決めたなら、しばらく接触回数を減らしましょう。
脈絡なく別れ話をした場合、彼氏は別れを受け入れられない可能性があります。
接触回数を減らすには、自分からは連絡をしない、理由をつけて会うのを避けるなどの方法が挙げられます。
少しずつ距離を遠ざけることで、彼氏が気持ちを察してくれるかもしれません。
借りているものは先に返しておく
彼氏に借りているもの、貸しているものがあれば、別れ話までに整理しましょう。
別れたあとは会うことを避けたい状況であり「返してほしい」とも言いづらいものです。
捨てられても大丈夫なもの以外は、早めに返却してもらうと安心です。
逆に彼氏から借りているものがずっと手元にあると未練が残ったり、別れたあとにトラブルにつながったりする可能性があります。早めに返しておきましょう。
同棲をしている場合は「ひとりになりたい」「少し距離を置きたい」などの理由を伝え、同棲を解消しておくと良いでしょう。
彼氏との別れ話に最適な場所
別れ話をスムーズに進めるには、話す場所にも気を遣いましょう。
ここからは、別れ話に最適な場所について解説します。
彼氏との別れ話に最適な場所
- 落ち着いて話せる場所
- 人目がある場所
- 会えない場合は電話
落ち着いて話せる場所
別れ話は落ち着いて冷静に話すことが大切です。騒がしくて会話しづらい場所は避けましょう。
大きな声を出さなくても話を聞きとれるような、静かな空間がベストです。
周りの目を気にしたくないのなら、自宅や車の中など、ふたりきりになれる場所が適しています。
相手の表情や声がきちんと聞こえる場所であれば、別れを冷静に受け止めてもらえるでしょう。
人目がある場所
ふたりきりは周りの目を気にしなくて良いメリットがあるものの、身に危険が及ぶリスクがあります。
彼氏にDVやモラハラの気質がある場合、別れに納得できず暴力を振るわれるかもしれません。
落ち着いて話せるカフェや公園は、人目があるので彼氏も感情的な行動を避けるはずです。
彼氏が逆上する可能性が少しでもあるなら、人目がある場所を選び自分を守りましょう。
会えない場合は電話
やむを得ない事情で彼氏と会えない場合は、電話で別れを告げましょう。
一番良いのは顔を合わせて伝える方法ですが、すぐに会えないならメールやLINEよりも電話が適しています。
対面で話さないため受け入れてもらえない可能性はあるものの、気持ちを伝えるには直接話すことが大切です。
たとえ会えなくても、自分の口から丁寧に理由を話して誠意を示しましょう。
彼氏と上手に別れる方法
別れ話を伝えるときは、場所だけでなく話し方や話す内容も大切です。
彼氏と上手に別れるために、これから紹介する以下のポイントを意識してください。
彼氏と上手に別れる方法
- 顔を合わせて伝える
- 別れたい理由を説明する
- 簡潔に話す
- 気持ちを伝えたあとは聞き役に回る
- 納得してくれない場合は次の機会を設ける
顔を合わせて伝える
別れ話をするときは、なるべく顔を合わせて伝えましょう。
メールやLINEでは、表情や話し方などの雰囲気が伝わらず、相手が別れを受け入れない可能性があります。
別れ話では誠意を示すことも大切なので、付き合いが長い場合はなおさら直接会うことが望まれます。
真摯な気持ちが伝われば、最後を良い思い出で締めくくることができるかもしれません。
別れたい理由を説明する
彼氏に別れを納得してもらうには、別れたい理由を説明しましょう。
「別れたい」だけでは、彼氏は振られたことに納得できず、受け入れてもらえない可能性があります。
「価値観が合わない」「好きな気持ちがなくなった」など、正直に伝えることで彼氏も別れに納得できるでしょう。
価値観や性格の不一致の場合は、少なからず彼氏も思っている可能性があるため、別れに納得してもらいやすくなります。
簡潔に話す
別れ話では、なるべく簡潔に話すために、結論から伝えてください。
まず別れたいことを伝え、次に理由をわかりやすく伝えましょう。
冗長的に伝えると、結局何が理由なのか理解しづらくなり、話が脱線して別れ話が進まない可能性があります。
別れ話が長くなるのは、お互いのストレスになるため、簡潔でわかりやすい表現を意識してください。
気持ちを伝えたあとは聞き役に回る
別れ話は、自分の気持ちを伝えたら終わりではありません。
恋愛関係を終わらせるには、お互いの気持ちを尊重することが大切です。
ひと通り自分の気持ちを伝えたあとは、聞き役に徹して彼氏の気持ちに耳を傾けましょう。
気持ちを整理してもらうためにも、彼氏の気持ちを聞き、質問には真摯に答えてください。
納得してくれない場合は次の機会を設ける
彼氏と上手に別れるには、相手に考えてもらう期間を与えましょう。
別れをにおわせていたとしても、伝えられた側にとっては、急な展開に気持ちが追い付かない可能性があります。
そのため、一度目の別れ話で納得してもらえないなら、次の機会を設けることを提案しましょう。
二度目の別れ話でも「気持ちに変わりはない」と伝えると、彼氏には希望がないと理解できるはずです。
彼氏にやってはいけない別れ方
続いては、彼氏にやってはいけない別れ方を解説します。
以下の方法は、別れ話がもめたり、彼氏に執着されたりする原因となるので注意してください。
彼氏にやってはいけない別れ方
- 自然消滅・音信不通
- 相手を責める
- LINEやメールで別れる
- 復縁の可能性をにおわせる
自然消滅・音信不通
自然消滅とは、別れの言葉を告げずに彼氏の前からフェードアウトする方法です。
音信不通は、いきなり連絡が取れなくなったり、拒否されたりする状態を指します。
別れるために自然消滅や音信不通を選ぶと、彼氏は突然のことに頭が追い付かず、感情を整理するのに時間がかかります。
裏切られた気持ちになるため、女性に対して不信感を持ってしまうかもしれません。
あるいは、別れに納得できずに彼女に執着してしまう可能性があります。
彼氏はもちろん、自身もスッキリできない方法なので、別れる意思は必ず伝えましょう。
相手を責める
最後だからと、今まで我慢してきた不満を感情的に口に出したくなるかもしれません。
しかし、別れ話で相手を責めた場合、円満な別れ方から遠ざかります。
人格否定になるような言葉は、彼氏を傷つけるだけであり、お互いにメリットはありません。
良い思い出も嫌なものになるため、最後は相手を尊重することを忘れないでください。
LINEやメールで別れる
LINEやメールで別れを告げるのは、彼女側からすると楽な方法かもしれません。
しかし、伝えられる側からすると「LINEで伝えるなんて非常識」「適当過ぎる」と思う可能性があります。
お互いが納得した形で別れるには、彼氏が次の恋に向けてポジティブになれるような配慮も大切です。
そのため、最後は相手の顔を見て、自分の正直な気持ちを伝えましょう。
復縁の可能性をにおわせる
別れ話は覚悟を決めたうえでする必要があるため、復縁の可能性をにおわせるのはNGです。
情が残っているとしても、彼氏に希望を与えてしまうと、彼氏は復縁できると勘違いします。
「また仲良くなれるかも」「とりあえず一旦別れよう」などの言葉は、スッキリと別れられない原因になるので注意してください。
別れることを選んだのだから、強い意思できっぱりと別れを伝えることも誠意のある行動です。
円満に別れるには彼氏に納得してもらうことが大切
彼氏と円満に別れるのは、簡単なことではありません。
しかし、別れる前にステップを踏むことで、彼氏が別れを受け止めやすくなります。
また、別れ話は落ち着いて話せる場所や人目がある場所など、伝える場所にも配慮しましょう。
上手に別れるには、彼氏と顔を合わせることが大切であり、なるべく簡潔に伝えてください。
別れたい理由を伝え、彼氏の気持ちもしっかり聞くことで、彼氏に納得してもらいやすくなります。
お互いが気持ちよく終わるために、自然消滅や音信不通は避け、彼氏を責めたり復縁をにおわせたりしないようにしましょう。
