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小石川後楽園とは
小石川後楽園は、東京都文京区にある日本庭園です。
1年を通してカップルや観光客で賑わい、のんびりと散歩デートを楽しめるスポット。自然散策が好きなカップルのまったりデートにおすすめです。
小石川後楽園へのアクセス・基本情報
- 名称
- 小石川後楽園
- 住所
- 〒112-0004
東京都文京区後楽1丁目6-6
- 電話番号
- 03-3811-3015
- 営業時間
- 9:00~17:00
- 定休日
- 年末年始(12/29~1/1)
- 料金
- 300円
- アクセス
- 東京メトロ丸の内線・南北線「後楽園」駅から徒歩6分
- 駐車場
- なし
小石川後楽園の魅力
魅力1江戸時代初期につくられた、水戸黄門ゆかりの庭園
小石川後楽園は、江戸の大名庭園として現存する最古の庭園で、水戸黄門で知られる徳川光圀(とくがわみつくに)により完成しました。
国の特別史跡と特別名勝の二つの指定を受ける国の文化財で、美しい池や歴史を感じさせる橋、四季折々の自然が楽しめます。訪れるたびに新たな魅力を発見できる場所です。
回遊式築山泉水庭園として設計されており、池の周りを散策しながら、さまざまな角度からの景観を楽しめるのが小石川後楽園の魅力のひとつ。
都心に位置する庭園内からは東京ドームやビル群も望め、江戸の風情とのコントラストが魅力的。
一足踏み込めば日々の喧騒を忘れさせる、まさに都会のオアシスとして多くの人々に愛されるスポットです。
魅力2和漢折衷の景観美を堪能できる
小石川後楽園は、造園にあたり古代中国の儒学者の意見を取り入れており、随所に中国的な趣を感じられます。
庭園の中心にある池に浮かぶ島は、古代中国の仙人が住んだとされる島を模しています。他にも中国の名山や石造りの堤防など、各地の景勝になぞらえた景観がたくさんあります。
特に写真スポットとして人気を集めているのが、円月橋(えんげつきょう)と呼ばれる石橋。アーチ状の特徴的な橋で、水面に映る影は満月のような形をつくりだします。
ぜひ、和漢の趣の調和を感じながら、園内を散策してみてください。
魅力3シダレザクラやモミジなど、季節の移ろいを感じられる
東京ドームおよそ2個分の広さの園内には豊かな緑や生き物が生息しており、四季折々の自然美を楽しめるのも小石川後楽園の魅力のひとつ。
春はウメやサクラが咲き、花見スポットとして賑わいます。特に、樹齢100年を超えるシダレザクラは、春の庭園の象徴です。
夏にはハスが見頃になり、池一面に大輪の花を咲かせるハス池は一生に一度は訪れたい絶景ですよ。
秋はヒガンバナやモミジの赤色で季節の移ろいを感じられ、夜には園内のライトアップや灯篭流しなどのイベントも開催されます。冬には雪吊りのマツが楽しめ、日本らしい冬の風物詩を感じられます。
美しい鳥のさえずりやバードウォッチングも楽しめるため、動物が好きなカップルにもおすすめですよ。
小石川後楽園のおすすめデートプラン
小石川後楽園で遊ぶときの、おすすめデートプランをご紹介します。
今回おすすめしたいのは「趣ある日本庭園で紅葉狩りをしたあと、近くのイタリアンでディナー」を楽しむプラン!ぜひ二人で、心ゆくまで遊んでみてください。
大泉水(だいせんすい)の周りを散策しよう
水道橋駅で待ち合わせをしたら、小石川後楽園へ向かいましょう。
おしゃべりをしながら歩くこと数分、都会的な街並みとは対照的な、歴史ある庭園の入口(西門)に到着します。
西門を入ってしばらく歩いて目に飛び込むのは、庭園の中心となる「大泉水」と呼ばれる大きな池。池を囲む植物を眺めたり、美しい鳥のさえずりに耳を傾けたりしながら、池の周りを散策しましょう。
池の向こうには東京ドームが見えます。東京と江戸が同時に存在するような非日常的な景色を、二人で一緒に楽しんでください。
小石川後楽園を歩き疲れたら、水辺に座って休憩をしましょう。都心とは思えないほどの静けさに、不思議なほど心が和みます。
大泉池の周りではアオサギやカモなどの水鳥も見られることもありますから、ぜひ観察してみてください。
真っ赤に色づくイロハモミジを堪能しよう
小石川後楽園には、約900本の紅葉する木があります。特に、真っ赤に色づくイロハモミジが大泉水に映る様子は、庭園ならではの趣を感じられます。
赤や黄色のコントラストを堪能しながら、二人だけのベストスポットを探して写真を撮りましょう。
庭園の奥を散策すると、足元一面に落ち葉の絨毯が広がります。サクサクと二人で足音を奏でながら、秋の散歩を楽しみましょう。
紅葉の時期には和楽器のコンサートが開催されたり、団子や飲み物のオープンカーが出店されたりすることがあります。もし見かけたら、ぜひ二人で楽しんでみはいかがでしょうか。
涵徳亭(かんとくてい)『びいどろ茶寮』で休憩しよう
庭園散策でお腹が空いたら、『びいどろ茶寮』に立ち寄りましょう。
涵徳亭という建物にある『びいどろ茶寮』では、蕎麦などのお食事や和スイーツ、ドリンクなどが提供されます。
筆者のおすすめメニューは、季節の和菓子とお抹茶のセット。季節の花をモチーフにした和菓子は、食べるのがもったいないほど可愛らしい見た目です。甘い和菓子と濃い抹茶との組み合わせはたまりません。
茶寮の中からは庭園が見渡せるため、美しい景色を眺めながらのんびりお話しましょう。
涵徳亭の近くには売店もあり、小石川後楽園の限定グッズなどが販売されているため、ぜひ寄ってみてくださいね。
川や橋など、和漢折衷の建造物を味わおう
お茶菓子でお腹が満たされたら、散策を続けましょう。びいどろ茶寮がある涵徳亭から園内を散策すると、円月橋と呼ばれる石造りの橋が現れます。
古代中国を思わせるような独特の風格があり、思わずカメラのシャッターを切ってしまうでしょう。
澄んだ水面は透き通り、池に映る橋はまるで満月のようです。苔の緑と紅葉の黄色が美しく目に映りますが、水面に浮かぶ落ち葉もまた、趣があります。
普段見かけることのない景観に非日常感を味わえるはずですから、円月橋を背景に、二人でツーショットを撮ってみてくださいね。
『トラットリア グランボッカ』でおしゃれディナーを
庭園散策を満喫したら、ディナーに向かいましょう。
庭園付近にはさまざまな飲食店がありますが、『トラットリア グランボッカ』は特におすすめ。おしゃれで落ち着いた雰囲気で、デートの締めくくりにぴったりのレストランです。
『トラットリア グランボッカ』のイチオシは、ローストビーフ。迫力のある分厚いお肉は柔らかく、噛むたびに口の中に旨みが広がります。
美味しいご飯を食べながら今日の思い出を振り返れば、デートの満足度もさらにアップするはず。今日撮った写真を見返しながら、話に花を咲かせましょう。
まとめ
小石川後楽園は都心で和の趣を満喫できる、デートにおすすめのスポットです。
まったりとした時間が過ごせるため、きっと二人の絆も深まりますよ。
庭園が好きなカップルは、11月下旬から12月初旬の紅葉の季節に訪れてみてはいかがでしょうか。
記事を書いた人
ENSPORTS Place編集部