マッチングアプリの同時進行はアリ?いつまで何人と連絡すべきか解説

ENSPORTS magazine編集部
ENSPORTS magazine編集部

マッチングアプリでは、多くの方が複数の異性と同時にやり取りをします。

そんな「同時進行」を行う際には、あくまでお相手一人ひとりに対して失礼にならないよう、誠実にやり取りを重ねていくことが大切です。

今回はアプリで上手に同時進行を行う方法や、お相手が同時進行をしているか見分けるコツ、最終的に決めた一人以外の方へお断りを入れるコツをご紹介していきます。

マッチングアプリの同時進行はアリ?

マッチングアプリの同時進行とは?

マッチングアプリで同時進行するのは、基本的に「アリ」だとするのが一般的な認識です。

そもそも同時進行とは「マッチングした複数人の方と同時にやり取りを進めること」を指します。そして「同時進行は二股ではない」というのが、アプリ利用者の共通認識です。

今回マッチングアプリ利用経験者300名に「マッチングアプリの同時進行はアリだと思いますか?」とお聞きしたところ、90%近い方が「アリだと思う」と回答しました。

マッチングしたお相手とは、必ずしも交際に発展させられるわけではありません。

多くの方と出会えるきっかけがあるのがマッチングアプリの良いところですから、複数人の方と同時にやり取りをする使い方は、ごく一般的だと言えます。

同時進行とキープの違い

同時進行と似た概念に「キープ」というものがあります。

キープは、特定の相手と上手くいかなかったときの保険として、複数の方と関係を続けておくことで、一般的に嫌われる行為です。

ではどこまでが「同時進行」で、どこからが「キープ」になるのでしょうか。

一般的には、2回〜3回くらいデートを重ねて「この人に決めた」と思った時点で、他の方との連絡はフェードアウトしていくケースが多いため、ここが見極めるポイントと言えそうです。

よって今回の記事では「まだ特定の相手に決めていない状態で、比較検討している状態」「同時進行」だと考えます。

特定の相手に心を決めているのに、他の人ともまだ連絡を取っているのは「キープ」だと考えておきましょう。

マッチングアプリで同時進行するメリット

もちろん「本当に相性の良さそうな相手一人だけに絞った方が良いのでは?」とも考えられます。

良し悪しは性格や状況にもよりますから、ご自身にとって同時進行がメリットのあるものなのか検討すると良いでしょう。

マッチングアプリで同時進行をするメリットとして、以下3つをご紹介していきます。

  • より相性の良いお相手を探せる
  • 効率よく出会いを探せる
  • ゆとりをもって恋活・婚活に臨める

より相性の良いお相手を探せる

より相性の良いお相手を探せる

より相性の良いお相手を探せることが、同時進行の大きなメリットです。

比較するといえば少々聞こえは悪くなりますが、例えば「Aさんと比べて性格は明るいな」「Bさんよりも静かだけど趣味が合うな」など、複数人と会うからこそ見えてくる魅力があるのです。

これまで自分でも認識していなかった好みが見つかることもあるかもしれませんし、見識を広げる上でも、同時進行は良い方法と言えます。

スピーディに出会いを探せる

スピーディに出会いを探せる

同時進行することで、やはり恋人を作るまでのスピード感は早くなります。

仮にメッセージが盛り上がった一人だけとやり取りを続け、実際に会ってみたら会話の相性が良くなかったとしたら。そこからあらためて相手を探し、メッセージをして……と、かなりゆったりなペースになります。

もちろん相手をじっくり探したい方にとっては問題ありませんが、できるだけ早く理想の恋人と出会いたい方からすれば、同時進行のスピード感にはメリットがあります。

ダメだったときのダメージが少ない

ダメだったときのダメージが少ない

同時進行をせず、一人のお相手とだけやり取りやデートを重ねていると、その方とうまくいかなかったときのダメージは計り知れません。

しかし仮に3人ほど恋人候補がいれば、一人が上手くいかなかったとしても「次はこういうところに注意しよう」と改善していけますし、そこまで深く落ち込む暇なく恋愛を楽しめる可能性が考えられます。

もちろん失恋も恋愛の醍醐味ではありますが、ダメだったときもできるだけ傷つきたくない方にとって、お相手候補が多いのはメリットと言えるでしょう。

マッチングアプリで上手く同時進行するコツ

自然な流れがポイント!お相手をデートに誘う方法とは?

マッチングアプリでは同時進行するのが一般的とは言え、誰しも「複数人の候補の中の一人だ」と言われると、あまり良い気はしません。お相手も同様に同時進行をしていたとしても、です。

基本的にはお互いに同時進行の状況がバレないよう、配慮して行いましょう。

同時進行をする際のマナーや注意点を以下にまとめました。

同時進行は3人くらいまでにしておく

同時進行は3人くらいまでにしておく

まずは、具体的に何人くらいと同時進行するべきかという問題です。

連絡を取る段階では何人いても良いかもしれませんが、実際に会って比較検討するような段階になれば、せめて3人くらいまでに絞ることをおすすめします。

今回マッチングアプリ利用経験者に「同時進行したことのある最大人数」をお聞きしたところ、ここでも「3人」と答えた方が最多でした。

中には10人以上と同時進行したことのある猛者もいらっしゃいましたが、現実的には難しいかもしれません。

恋人候補のお相手一人ひとりとじっくり向き合うことも考えると「3人」くらいが同時進行の適正人数と言えそうです。

特定の相手ができたら同時進行を止める

特定の相手ができたら同時進行を止める

同時進行をする中で、それぞれの方と2回〜3回くらいデートを重ねて「この人に決めた」と思った時点で、他の方との連絡は止めていくのがおすすめです。

最終リミットとしては「特定のお相手とお付き合いするまで」と考えておきましょう。

特定の一人と付き合ってからも関係を続けてしまえば、それは同時進行ではなく「浮気」「二股」になってしまいます。

同時進行をやめるのは「一人のお相手に心を決めたタイミング」と考えておくと良いでしょう。

スケジュール管理を怠らない

スケジュール管理を怠らない

マッチングアプリで同時進行する場合、まずはスケジュールを管理できることが大前提です。

いつ誰と通話したり会ったりするのか把握できていなければ、ダブルブッキングを起こしかねません。

普段あまり手帳などを使わない方でも、例えばスケジュール管理アプリなどを使って、同時進行するスケジュールは確実に管理していきましょう。

相手の名前や情報を間違えない

相手の名前や情報を間違えない

同時進行している中で、誰とどんな会話をしたのかは、確実に把握しておきたいところです。

もしも「映画好きなBさん」と話したことを「Aさん」のことだと思い込み「Aさん映画が好きでしたよね。今度一緒に〇〇を見にいきませんか?」と誘ってしまったとしたら……果たして結果はどうなるでしょうか。

「彼女を浮気相手の名前で呼んでしまってトラブルになる」なんてこともあるあるですが、それを同時進行している方々へしてしまう可能性も十分にあり得ます。

最初はつながりの薄いマッチングアプリだからこそ、一人ひとりの顔や名前、会話内容をはっきり一致させて覚えておく工夫をしてください。

同時進行をあえて伝えることはしない

同時進行をあえて伝えることはしない

同時進行をしていることを、あえてお相手に伝える必要はありません。

実際に「あなたは同時進行しているうちの一人です」なんて言われると、誰しも気分が悪くなってしまいます。

直接的な言い方ではないにせよ「実はこの前他の人とも会って〜」など、他の異性の影を匂わせるようなことを言われるのも、あまり気分が良いものではありません。

「相手を嫉妬させるためにあえて同時進行を伝える」ようなテクニック論として考える方もいらっしゃいますが、真面目な恋活を考えるのであれば、基本的には避けておいた方が良いでしょう。

「同時進行してる?」と聞かれたら嘘をつかない

「同時進行してる?」と聞かれたら嘘をつかない

同時進行していると、ときには「もしかして他の人とも同時進行してますか?」と聞かれてしまう可能性もあります。

その質問をしたお相手の意図は様々だと思いますが、少なくとも「してません」と嘘をつくのは不誠実ですから、あまりおすすめでできません。

基本的には「はい、何人かとやり取りしていますが、真剣に恋活中です。」など伝えて、あくまでその方にも真面目に向き合っていることをアピールできると良いでしょう。

マッチングアプリで同時進行されているか見分けるポイント

マッチングアプリにおける同時進行の見分け方

自分が同時進行されているのか、見分けたいタイミングもあります。

例えば二人のお相手から決めきれていない場合、いまも同時進行している人より、すでに自分だけに絞ってくれている人と結ばれたいと考えることがあるかもしれません。

お相手が同時進行をしているのかどうか、見分けるコツも知っておきましょう。

メッセージが雑ではないか

同時進行をしている場合、特にあまり誠実ではない方は、一人ひとりへのメッセージ内容が雑になることがあります。例えば下記のようなメッセージが頻出するようでしたら、同時進行を疑うと良いかもしれません。

同時進行をメッセージで見分けるポイント

  • 名前を呼ばない
  • 自分の話ばかりしてキャッチボールができていない
  • メッセージ内容をよく読んでいない気がする
  • 何度も同じことを聞いてくる
  • いきなりタメ口

例えば名前を呼び間違えたり、口調を間違えたりしないように、全員と同じテンションでやり取りをしている可能性があります。また誰と何を話したか管理できていなければ、何度も同じことを聞いたり話したりすることも。

あまり一人ひとりと誠実に向き合えていない同時進行の進め方ですから、考え直すきっかけにするのも良いかもしれません。

デート日の調整に時間がかかっていないか

同時進行している場合、例えば他の方とのデート日を調整する必要が出てきますから、会う日程が決まるまでに毎回時間がかかる可能性が考えられます。

デートの日程を提案したときに毎回調整に数日かかっていたり、すぐに「いいですね、その日に行きましょう」と言われたことがなかったりする場合は、同時進行の可能性を疑うと良いでしょう。

この場合はある意味仕方のないことですが、どうしても不安でヤキモキするようでしたら「他の方ともお会いしていますか?」と聞いてはっきりさせるのも良いかもしれません。

人によってはそこでダメになる可能性もありますが、誠実な返答をもらえれば、安心してやり取りを続けられるはずです。

デート中やたらとスマホを見ていないか

同時進行している人にあるあるなのが、デート中にスマホを触る回数が多いことです。

デートしているときでも、やはり他のお相手とのメッセージは続いています。誉められるような行いではないとわかりつつも、異性と会っている最中でもスマホをちらちらと気にする方はいらっしゃるのです。

あまり誠実な行為ではありませんから、関係性を考え直す材料にするのも良いかもしれません。

マッチングアプリで同時進行をやめるときの断り方

本命のお相手が見つかったなら、同時進行を止めるために他の方々にお断りを入れましょう。

よくある定番の方法として、同時進行の断り方を3つご紹介します。

恋人ができたことを正直に伝える

恋人ができたときは、そのまま正直に伝える方法が一般的です。

希望が残っているような曖昧なニュアンスで伝えてしまうと、断るお相手だけでなく、恋人に対しても失礼にあたるかもしれません。

例文

「恋人ができましたので、アプリ退会しようと思います。やりとりして下さってありがとうございました。ぜひ○○さんも良い恋を見つけて下さい。」

マッチングアプリは恋人を作る場ですから、恋人ができた理由でお断りをすることに問題はありません。むしろ誠実な対応だと言えるでしょう。

多くの場合、そのままアプリを退会することになるはずです。

プライベートが忙しくなったことを伝える

まだ特定の恋人ができているわけではないものの、特定のお相手以外との連絡を断つ場合は「仕事やプライベートの忙しさ」を理由にするのがおすすめです。

例文

「すみません、最近仕事などプライベートが忙しくなってきまして、アプリを使うのは一旦ストップしようと思います。やりとりしていただいていたのに、ごめんなさい。また機会があったらぜひお話して下さい。」

ログイン時間や既読などで不信感を持たれる場合はありますから、基本的にはその後ブロックしてしまうケースがほとんどですが、連絡を復活させることはできなくなります。

まだ望みを残しておきたい場合は、無理に切らないでおきましょう。

ブロックの仕様については下記の記事も参考にしてください。

少しずつ連絡を減らしていく

そこまで多く連絡を取ったり会ったりしていたわけではないお相手なら、少しずつ連絡を減らしていくケースもよく見られます。

「連絡を止めることをあえて伝えるほどの関係性になっていない」という場合などは、あえて「もう連絡取れません」と伝えるのも違和感があるかもしれません。

距離感に応じて、フェードアウトも検討してください。

マッチングアプリの同時進行は誠実さが大切

マッチングアプリの同時進行は、一般的に許容されています。

ただしそれは一人ひとりと誠実に向き合っている場合のことで、何度も同じことを聞いたり、AさんとBさんを間違えて呼んでしまったりと雑な対応をすると、誰とも上手くいかなくなってしまいます。

ゴールはあくまで「素敵なお相手と結ばれること」だと考えて、ご自身のキャパシティで対応できる範囲で同時進行を進めてください。

ENSPORTS magazine編集部

記事を書いた人

ENSPORTS magazine編集部

ENSPORTS magazine(エンスポーツマガジン)は「スポーツで繋がる出会い」をコンセプトに運営する恋愛スポーツメディアです。スポーツと恋愛に関する情報をお伝えしていきます。

一覧に戻る