「マッチングアプリを始めてみたけど、全然いい人いない」と悩むのは、実に多くの方が経験していることです。
この度、マッチングアプリ利用経験のある男女300名に「いい人と出会えなくて困ったことはありますか?」とお聞きしたところ、62%の方が「ある」と回答しました。

とはいえ同じ方々に聞いた別の設問では、半数程度の方が「マッチングアプリで恋人ができた経験がある」とも回答しています。
つまり結果的に「いい人」と出会えている方も、沢山いらっしゃるのです。
では結局のところ「いい人」とは誰で、どうすれば出会えるのでしょうか?今回は、マッチングアプリで「いい人」と出会うコツをご紹介していきます。
目次
マッチングアプリにいる「いい人」って誰?

そもそもマッチングアプリで出会いたい「いい人」とは、どんな人物像なのでしょうか。
イメージしていただきたいのですが、概ね下記のような条件ではないでしょうか?
「いい人」の条件
- 真剣に相手を探している
- 自分と目的(恋活 or 婚活など)が合っている
- 見た目や性格が自分の好みと合う
- 話しやすい
真剣に相手を探しているのは前提として、大切なのは「自分と合うかどうか」ですよね。あくまでご自身の目的や好みがあって、それにピッタリと合う方が「いい人」です。
そんな方がすぐに見つかるかといえば、なかなか難しいところです。いろいろな方とやり取りをしてみるうちに、たまたま「いい人」と巡り合える。これがマッチングアプリの良いところです。
まだ「いい人いない」と思っている方は、きっとまだ巡り会えていないだけですから、まずは諦めずに恋活を続けていきましょう。
そのうえで、ここから解説していくコツや注意点を参考にしてみてください。
マッチングアプリにいい人がいないと感じる理由

マッチングアプリには多くの異性が登録しているのに、なぜ「いい人がいない」と感じてしまうのでしょうか。その理由を整理しました。
自分にとっての「いい人」が定まっていない

そもそもご自身にとっての「いい人」がイメージできていないと出会えません。
なんとなくアプリに表示される異性の顔を眺めているだけでは「うーん、なんとなくイメージが湧かないな」と思ってしまうのは当然です。
まずはどんな人が自分にとっての「いい人」なのか、具体的にするところから始めましょう。
しかし条件が細かすぎると、それはまた出会えない原因になります。まずは譲れないポイントを3つほど決めて、それにあったお相手を探し始めてみてください。
アプリ選びを間違えている

「いい人」が定まっているのに全然出会えないなら、アプリ選びを間違えている可能性があります。
例えば「結婚したいのに、気軽な恋活向けのマッチングアプリを使っている」「まずは気の合う恋人を見つけたいのに、婚活向けのマッチングアプリを使っている」など、アプリの特性がミスマッチな場合があります。
あるいはスペックで探したい方、趣味で探したい方など、求めるものによって選ぶアプリは異なります。
もしまったく「いい人」が見つからないなら、アプリ選びを見直してみてください。
一人ひとりに興味を持てていない

マッチングアプリでプロフィールや写真を眺めていると、いつしか流れ作業のようになってしまうことがあります。
なんとなく写真を眺めながら次々と「いいね」を送っていき、たまたまマッチングした人となんとなくやり取りをするのでは、本当に「いい人」との出会いを見逃してしまいかねません。
「いい人いない」という状況に慣れてしまわず、あくまで一人ひとりに興味を持ってプロフィールを見て「この人なら!」という方へ「いいね」を送り、深いやり取りができるようにしてみてください。
マッチングアプリでいい人を見つけるコツ

マッチングアプリで「いい人」を見つけるコツをご紹介していきます。
ある程度「いい人」の条件を定めて、ご自身の属性にあったアプリを使い、一人ひとりと向き合える体制を作った上で、下記のコツを実践してみてください。
プロフィールを見直す

マッチングアプリのプロフィールは、お相手を判断する重要なポイントです。
例えばプロフィールに空欄があると、真面目な方からは「あまり真面目に出会いを探していないのでは」と敬遠される可能性があります。
そうなるとマッチングしづらくなりますし、やはり「いい人」とはなかなか出会えません。
自分にとっての「いい人」から魅力的に見えるプロフィールになっているか、あらためて確認してみてください。
お相手に求める条件を見直す

条件を高望みしていると、そもそも候補者が少なくなりすぎる可能性があります。
望む条件でプロフィール検索した段階で、お相手がほとんど見つからないなら、アプリがあっていないか理想が高すぎると考えましょう。
絶対に譲れないポイントだけに絞って、あとはメッセージのやり取りやデートの内容で判断していくことをおすすめします。
マッチングしやすい状況の人を探す

なかなかマッチングまでいかない方は、マッチングしやすい状況の人の中からお相手を探すのもおすすめです。
例えば下記のような方を中心に探してみてください。
- 新規登録のマークがついている人
→まだ誰とも出会えていない可能性が高い - 「いいね」の数が少ない人
→こちらが「いいね」すれば反応してくれる可能性が高い - 「足あと」をつけてくれたい人
→こちらから「いいね」すれば反応してくれる可能性が高い - コミュニティで絡んだことがある人
→親近感があってマッチングする可能性が高い
上記の状況の方なら誰でも良いわけではなく、こんな状況の中で「いい人だな」と思うお相手に「いいね」を送ってみてください。
まったく材料がないお相手よりも、マッチング率は高くなるはずです。
定期的にログインしておく

多くのマッチングアプリでは「最終ログイン時間」が表示されます。
これがあまり長いようだと「あまり積極的に相手を探していないのかな」と思われて、優先度は下がってしまう可能性があります。
少しでも「いい人」から選ばれる可能性を上げるには、最低限1日に1回。できれば数時間に1回くらいはアプリを立ち上げてチェックしてみてください。
同様に、レスポンスも早ければ早い方が印象が良くなりますから、もし「いいね」がきていれば早めに返せるようにしておきましょう。
積極的に「足あと」や「いいね」をつける

「いい人そうだな」と思った人には、積極的に「いいね」を送っていきましょう。
とくに女性には「自分からいいねを送ったら足元を見られるのでは?」と考えて、いいねを控える方が多くいらっしゃいます。
もちろん誰にでも「いいね」を送るのは考えものですが、「いい人だな」と思ったお相手がいるなら、ぜひ積極的にアプローチしてみてください。
いい人を見つけるには、男女問わず出会いに対するアグレッシブさも必要です。
自然な写真を設定する

プリクラや過度な加工写真を設定していると、「これは加工だな」と見抜かれたときに印象が悪くなります。
最近は皆さんの目も肥えてきて、加工写真かどうかは一目である程度わかってしまいますから、不自然な写真は敬遠されやすくなります。仮に会えたところで「写メ詐欺」と思われたら本末転倒ですから、写真を盛りすぎるのは考えものです。
肌をキレイに見せる程度にとどめて、できるだけ自然な写真を選ぶようにしてみてください。
まずは根気よく続けてみる

もっとも大切なことは、すぐに見切りをつけずに根気よくアプリを使ってみることです。
アプリを使用していると、登録している異性の顔ぶれはどんどん入れ替わっていきます。自分にとっての「いい人」があらわれるタイミングは本当に分かりませんから、まずは数ヶ月単位でのんびりと続けてみてください。
アプリを使い始めてから恋人ができるまで、平均すると半年くらいだと言われます。もっと早くに出会える人もいるでしょうし、1年ほどかかる人がいてもおかしくありません。
いい人と出会えるかどうかは「タイミング」にもよりますから、まずはぜひ根気よく続けてみてください。
マッチングアプリにいい人がいないときの注意点

マッチングアプリで「いい人」が見つからないと、どうしても荒んできてしまいます。するとネガティブな行動が増え、結果的にそれが出会いから遠のく原因になることも。
ここでは、やってはいけないNG行動をご紹介しておきます。
アプリ内でグチを呟くのはストップ

気軽にコメントを出せる「つぶやき機能」があるアプリが増えてきています。
なかなかいい人と出会えなければ「全然いい人いない」などと呟いてしまいがちなのですが、これは余計に出会いから遠のいてしまうNG行動です。
真面目な人からは「ハードル高そうだな」と尻込みされてしまいますし、反対に遊び目的の人からは「いけそうだ」と思われる懸念もあります。
グチは良くない出会いを呼び寄せますから、できるだけ避けておきましょう。
プロフィールに「○○お断り」と書くのも控えて

とくに見た目の良い女性に多いのですが、遊び目的の人と立て続けにマッチングしてしまうことで、プロフィールに「ヤリモクお断り」「遊び目的お断り」などと書いてしまうことがあります。
書きたくなる気持ちはもっともですが、それをみた真面目な人から「慣れてそうだな」「変な男に引っかかってるのかな」と思われてしまう原因になりますから、やめておきましょう。
どちらかといえば「○○な方との出会いを求めています」と、求めている条件を書く方向で対応してみてください。
マッチングアプリで「いい人」はきっと見つかる
マッチングアプリは、今や本当にたくさんの方が利用しています。
普通に暮らしている中で出会う人数よりも、アプリの方がずっと多くの方が活動していますから、根気よく利用していればきっと「いい人」が見つかるはずです。
諦めてしまわずに、プロフィールを見直したり、積極的にアプローチしたりしながら、素敵な恋を見つけていってください。

記事を書いた人
ENSPORTS magazine編集部