マッチングアプリで様々な異性とやり取りを続けていると、メッセージの頻度が人によって違うことに気づきます。
やはり頻繁にメッセージを返してくれる人の方が、なんとなく好意的に思ってくれている気がしますよね。一方であまり返事が返ってこないと「もしかして脈なし?」と疑ってしまいます。
そんな「メッセージ頻度」ですが、果たしてどう考えるべきなのでしょうか。
マッチングアプリにおける理想のメッセージ頻度について考えてみましたので、ぜひやり取りの参考にして下さい。
目次
マッチングアプリでメッセージ頻度は重要?

マッチングアプリのやり取りにおいて、メッセージの頻度は「お互いの相性」を見極める一つの指標になります。
まずざっくりといえば、最低限1日1通以上のやり取りを続けられているなら、ひとまず問題ないと考えて良いでしょう。
マッチングアプリ利用経験のある男女300名に「出会いを探しているとき、どのくらいの頻度でアプリを確認していましたか?」とお聞きしたところ、実に70%ほどの方が「1日に数回見ていた」「暇さえあれば見ていた」と回答しました。

上記調査結果から考えると、真面目にお相手を探している人であれば、1日に1回くらいはお相手への返信を考えるはずです。
あまりに返信ペースが遅いと感じたり、やり取りの頻度に違和感を感じるのであれば、お相手との相性を疑うべきかもしれません。
ただし頻度が多ければ多いほど良いわけでもない
しかしメッセージの頻度が多ければ多いほど良いのかというと、それも難しいところです。メッセージ頻度の多さがどうというよりも「自分とお相手のペースが合っているか」という視点で考えることをおすすめします。
メッセージの頻度が多くなればなるほど、返信する手間や時間はかかります。家事や趣味、仕事に忙しい人ほど、メッセージを返す頻度が遅くなることは考えられます。

仮に2日に1通くらいのやり取りだったとしても、お互いがアプリを確認するペースと合っていれば問題ないのかもしれません。反対にお相手の返信ペースが早すぎて困ってしまうようであれば、その関係は上手くいきにくい可能性があります。
お相手の脈が気になる場合は、まずはご自身がメッセージのやり取りを楽しめているか考えてみると良いのではないでしょうか。まずはご自身が楽しめていて、やり取りのペースも合っているなら、そのまま仲を深めていって下さい。
マッチングアプリでメッセージ頻度が低い人の心理

ではマッチングアプリでメッセージのやり取りをする頻度が低い人は、一体どういう状況なのでしょうか。
考えられる心理や状況を細かくみていきましょう。
あなたへの興味が薄い
お相手がご自身に対してそれほど興味をもっていないために、返信が遅いことも考えられます。アプリをチェックした時に、気になる方から連絡が来ていればすぐに返信したくなる人は多いものです。
ご自身も、気になるお相手とのメッセージのやり取りをする場合「相手のことをもっと知りたい」と感じて自然とやり取りは増えるはずですよね。
一方それほど興味がなければ、メッセージの返信が後回しになることもあるでしょう。
もしも話題を振ってもらえなかったり毎回返信がそっけなかったりするのなら、このケースに当てはまると考えるのが良いかもしれません。
返信の内容に困っている
たとえお相手がご自身に興味を持っていたとしても、メッセージの返信に困っていれば、返信が遅くなることも考えられます。
お相手が「次は何を話題にしようか…」「どうやって質問に答えようかな…」と悩んでいることで、返信までに時間がかかっているのかもしれません。
ご自身から話題を振っていなかったり、回答に困るようなきわどい質問をしていたりするのなら、メッセージの内容を見直してみてください。
連絡をマメに取るタイプではない
そもそも定期的に連絡を取ることが苦手な方も、メッセージの頻度が低い傾向にあります。マッチングアプリを1日に1回しか開かない方もいらっしゃいます。
お相手が連絡を取るのが苦手かどうか見分けるためには「お忙しいと思うので、お時間がある時に返信をもらえたら嬉しいです」というように、お相手を尊重するメッセージを送ってみてはいかがでしょうか。
お相手が連絡を取るのが苦手なタイプなら、謝罪とともに連絡を取ることが苦手な旨を伝えてくれるはずです。
たくさんの人とやり取りしている
お相手がたくさんの方とやり取りしている場合も、メッセージの頻度が低くなる傾向があります。
その分返信をもらうまでに時間がかかることもあり、場合によってはメッセージの山に埋もれてしまい、忘れられていることもあるでしょう。
マッチングアプリでは、同時並行で複数人の方とやり取りしていることが少なくありません。エンスポーツマガジン編集部が行ったアンケートによると、最大で3人の方と同時にやり取りを進めていた方が31%ともっとも多いことがわかりました。

上記のグラフからもわかるとおり、中には10人以上と並行して連絡をとっていたと答えた方もいました。
たくさんのいいね!をもらっている方は人気があり、多くの方とやり取りしている可能性が考えられますので、お相手がもらっているいいね!の数を確認してみてください。
駆け引きであえて連絡を遅らせている
お相手が恋愛上級者であるのなら、恋愛の駆け引きの一環として、あえて連絡頻度を落としていることもあるかもしれません。
しかし駆け引きをされるということは、ご自身に興味をもっている証拠とも言えます。「ご自身との関係を深めたい」という理由から、駆け引きをしていると考えられるからです。
たとえばご自身もあえて連絡頻度を落としてみて、お相手がどのように返信してくるか見るのも有効な手段のひとつです。
返信を遅らせた途端にメッセージが返ってきたのなら、このケースに当てはまると考えてやり取りを進めてみてください。
仕事が忙しい
返信が遅い人は、仕事の忙しさに追われてしまっていることも考えられます。
夜だけ返信が返ってくる、もしくは翌日の朝に返ってくるのなら、仕事や家事で忙しいだけなのかもしれません。
仕事で疲れきってしまうことで、マッチングアプリの優先順位が下がってしまっている可能性も考えられます。
お相手が仕事で忙しいのなら、休日の時間を使ってアプローチしてみてください。
マッチングアプリで理想のメッセージ頻度

マッチングアプリで気になるお相手とのメッセージの頻度は、どの程度が理想なのでしょうか。
あくまでも目安ではありますが、目指すべき理想のメッセージの頻度をアプリを使う目的別にご紹介します。
友達作り目的なら1日2〜5通が目安
「気軽に会える友達が欲しい」という目的であるのなら、恋愛目的の場合とくらべてたくさんやり取りすることをおすすめします。
友達作りでアプリを利用している方は「いますぐ気軽に連絡を取れる人」を探している傾向にあります。たとえば1日に2~5通程度、気軽にやり取りができる関係を目指してみてはいかがでしょうか。
メッセージ頻度が増えることで内容が薄くなることは考えられますが、友達作りならそれほど気にする必要はありません。「内容のないやり取りでも付き合ってくれる人」と認識してもらうことで、かえって仲を深めるきっかけになるかもしれません。
友達作りが目的ならば、内容の質よりもメッセージ量を増やすことを意識してみてください。
恋活・婚活目的なら1日1通〜3通が目安
恋活や婚活目的の場合、1日1通〜3通程度の真面目なやり取りを目指してみましょう。お互いの人となりや趣味などを知ることを目的に、読みやすく返信しやすいメッセージを考えてみて下さい。
あまり長文になりすぎるのも考えものですが、短文で頻繁にやり取りをするよりも、お互いのことをじっくり考えながらメッセージのやり取りができるお相手の方が良いですよね。
もちろんケースバイケースではありますが、まずは1日1通以上のやり取りを重ねながら、お互いが気持ちよくやり取りできるペースを掴んで行って下さい。
マッチングアプリで返信が遅い人と仲良くなるコツ

マッチングアプリで知り合ったお相手とは、まずはメッセージを通して仲を深めていくことになります。つまり「返信が遅い人」との仲を深めにくいのが、マッチングアプリの懸念点とも言えます。
ここではメッセージの頻度が少なく、返信が遅い方と距離を縮めるコツをご紹介していきます。
返信が遅いことへの理解を示す

まずは返信が遅いことへの理解を示すのが良いでしょう。お相手に「相手の事情を考えられる余裕のある人」というポジティブな印象を与えられる手法です。
たとえば月末にやり取りをしているのなら「月末はどうしても忙しくなりますよね」という文言を入れてみたり。一言「別に気にしてませんよ」と伝わる内容を添えるだけで、印象が和らぐだけでなく、お相手に安心感を与えられます。
お相手が負担なくやり取りを続けられるよう、返信が遅いことへの理解を伝えてはいかがでしょうか。
通話・オンラインデート機能を活用する

返信が遅い方の中には、純粋にメッセージが苦手な方もいらっしゃいます。そんな時は通話機能やオンラインデート機能を活用するのがおすすめです。
テキストのやり取りよりも多くの情報を伝えられるため、短時間のやり取りだけでもお互いのことを深く知れます。また話し方や声のトーンなど、文字のやり取りだけでは感じられない雰囲気を確認できるのも大きなメリットです。
とはいえ通話が苦手な方も少なくありませんので「ご迷惑でなければ通話しませんか?」など、お相手をしっかりと尊重したうえで誘ってみてください。
お相手が興味、関心のある話題を振る

あまり脈がないように感じる場合は、お相手が興味関心のある話題をあえて振ることで、メッセージが盛り上がる可能性があります。
こちらが無理に話すというよりも「相手に気持ちよく話してもらう」という目的で話を振ると良いかもしれません。
たとえばお相手のプロフィール画像にカフェの写真が多いようなら、カフェの話題を振ってみてください。そこでコーヒーの話題が出たら好きな銘柄について聞くと良いですし、スイーツの話が出たならスイーツの話題に広げると良いでしょう。
自分が好きなことを話すのが嫌な人はほぼいませんから、まずは相手が好みそうな話題を積極的に探してみて下さい。
お相手が確認しやすい時間帯にメッセージを送る

お相手が確認しやすい時間帯にメッセージを送るよう意識するだけでも、返信を貰える確率が上がる可能性があります。
仮にお相手がたくさんの方とやり取りしているのなら、メッセージボックスは大量のメッセージで溢れています。お相手が仕事をしていたり、寝ていたりする時間帯にメッセージを送ってしまえば、他のメッセージに埋もれてしまいかねません。
お相手が平日休みの社会人なら平日の12時〜13時(昼休み)、19時~22時(夕食後)あたりを狙うなど、お相手がアプリをチェックしやすい時間帯にメッセージを送ってみてはいかがでしょうか。
マッチングアプリで相手の返信が遅いときのNG行動

お相手からの返信が遅いとき、うまく働きかければ状況が好転する可能性はありますが、中には逆効果となってしまう行動もあります。
最後に「お相手の返信が遅いときにとってはいけない行動例」をご紹介しますので、あわせて参考にしてみてください。
何度もメッセージを送る

返信がこないからといって、何度も追撃してメッセージを送るのはおすすめできません。
「急かされている」「重たい」とマイナスな印象しか与えませんので、あくまでやり取りは交互になるよう心がけて下さい。
もしなかなか返信をもらえなくなってしまった場合は、下記の記事も参考にして下さい。
返信に即レスする

即レスは一見良い行為に思えますが、返信に時間のかかる相手からするとプレッシャーに感じてしまう場合もあります。「すぐに返信してほしいってことかな」「なんかちょっとしんどいな」と思われてしまいかねません。
もちろん厳密に返信ペースを合わせる必要はありませんが、こちらの余裕を見せるためにも、ある程度相手にあわせたゆったりペースでやり取りしてみることをおすすめします。
無理してやり取りを続ける

根本的に、お相手と返信ペースが合わないと感じながら無理にやり取り続けることはおすすめしません。
大切なのは、お相手とご自身のペースが合うかどうか。もしどちらかが忙しすぎるような場合、お付き合いに発展したとしてもライフスタイルが合わないことも考えられます。
メッセージのやり取り段階で上手くいかないなら、タイミングやライフスタイルなど諸々の生活環境において相性が良くないのかもしれません。
将来的なことも考えて、お互いに気持ちよくやり取りができるお相手を探すと良いでしょう。
メッセージ頻度は相性を判断する一つの材料になる
マッチングアプリにおいて、メッセージの頻度やペースが合うか否かは「相性の良さ」を測る一つの材料になります。
もちろんケースバイケースではありますが、メッセージのやり取りをするペースが自然と合う人の方が、その後のお付き合いもスムーズにいきやすい傾向にあります。
ぜひ楽しくマッチングアプリを利用して、ご自身とライフスタイルの合う人との良い出会いを見つけて下さいね。

記事を書いた人
ENSPORTS magazine編集部