「マッチングアプリで、長文のメッセージを送ってしまうクセを直したい……」
この記事では上記の悩みを解消するべく、マッチングアプリのやり取りにおける「長文メッセージ」について解説していきます。
マッチングアプリの多くは、メッセージを送るのに都度お金がかかるわけではありません。あくまでお相手が読みやすい文字数にまとめて送ることをおすすめします。
適切な文字量目安や、長文になってしまう原因や対処法、長文をギュッとまとめるコツまでご紹介しますので、素敵な出会いの一助にして下さい。
目次
マッチングアプリのメッセージで適切な文字量とは?

マッチングアプリで1回のメッセージに書く適切な文字量は、140文字〜280文字程度と言われています。これはSNSのTwitter(1ツイートにつき140文字まで)に由来しており、SNSに慣れている人ほどギュッとまとまった文章を好む傾向にあるのです。
とくにお相手が「気軽に連絡を取れる相手を探したい」と考えているのなら、長文のメッセージだと気軽に返信しづらい……と思われてしまう可能性も。とはいえ1文だけで終わるような短い文章が良いのかというと、そうとも言い切れないのが難しいところです。
メッセージはコミュニケーションを取るためのひとつの手段であり、お相手がいて初めて成り立つものです。あくまでお相手に伝えたいことをシンプルにまとめた、適切な文量のメッセージを送れるようにしてみてくだださい。
マッチングアプリで長文を送るデメリット

マッチングアプリでは、長文のメッセージは避けられる傾向があります。
ではなぜ、長文のメッセージは好まれないのでしょうか。
ここでは長文のメッセージが好まれない理由を3つご紹介しますので、この機会にしっかり理解しておくことをおすすめします。
読むことを負担に感じる人がいる

長文のメッセージは、お相手によっては読むこと自体を負担に感じてしまう場合があります。
メッセージに返信する際は、まずは内容を理解して、それに対してどう返信しようか考え、文章にまとめることになります。長文であるほど考えることが多くなりますから、例えば忙しい方や、文章を書くのが好きではない方だと困ってしまうかもしれません。
お相手と真剣に向き合いたいと思うほど、1回のメッセージに色々と詰め込んでしまいがちです。
しかし「返信しやすいか」と言われると話は別ですから、お相手のことを考え、シンプルかつ心のこもったメッセージを目指しましょう。
前のめり感が伝わることもある

長文のメッセージは出会いに対する前のめりな姿勢が伝わってしまい、お相手にマイナスな印象をあたえる可能性があります。
お相手との距離を縮めたいと思うほど、どうしても自分の話をしたくなるはずです。しかしそれによって「自分語りしている」という印象をあたえてしまうことも。
必死で出会いを求めることは、決して悪いことではありません。しかしお相手が、心の余裕やスマートさを重視しているのなら、良い印象をあたえられない可能性があることに留意する必要があります。
とくに女性は相手に「大人の余裕」を求めることが多いため、男性は自分語りに注意してみてください。
重く捉えられる可能性がある

長文のメッセージは、お相手によっては「重い」と感じることもあり得ます。
とくに「アプリで気軽にやり取りできる相手を探したい」と考えている方は、短い文章でテンポよくやり取りすることを好む傾向があります。
そういった方に長文のメッセージを送ってしまうと、メッセージに対する考え方の違いから、ネガティブな印象をあたえてしまうかもしれません。
メッセージの質はもちろん、量も重要であると覚えておくといいでしょう。
マッチングアプリで長文を送ってしまう原因

マッチングアプリで長文のメッセージを送ってしまう方には、いくつかの共通する理由があると考えられます。
長文を送ってしまうクセを改善するためには、なぜ長文を送ってしまうのか理解することが大切な要素のひとつです。
ここでは長文のメッセージを送ってしまう3つの理由をご紹介しますので、ご自身にはどれが該当しそうか考えながら読んでみてくださいね。
異性とのやり取りに慣れていない

異性とのやり取りに慣れていない方は、長文のメッセージを送りやすくなります。
たとえば同性の友人に連絡する際、どうやって距離を縮めていくか、どんな内容を選ぶかなどについては、あまり考えないはずです。
一方異性と距離を縮めるとなると話は別。どれくらいの文量で、どんな話題で、どんな口調でなど、考えることはたくさんあります。
しかしそれにもある程度コツが必要になりますので、異性の方とのやり取りに慣れていなければ、想いの強さから長文のメッセージになってしまいがちです。
どうすればお相手が気持ちよく返信できるかを考えながら、一歩ずつ前進していきましょう。
自分をアピールしたい気持ちが先行している

誰しも仲良くなりたいお相手とやり取りしていれば「この人にもっと自分を知ってほしい」と思うはず。
しかし自分の話が多くなればなるほど、文章が長くなる傾向にあります。
「自分はこんな魅力があることを知ってもらいたい」と考える気持ちはよくわかります。
自分の魅力を伝えなければ、お相手に興味をもってもらいにくいため、ある程度は自分のこともアピールしなければいけません。
しかし自己アピールよりも重要なことは、お相手のお話をきちんと聞くこと。
自分の話を聞いてもらえるのは嬉しいものです。自分のことだけでなく、お相手の立場になって考えてみてはいかがでしょうか。
お相手への気持ちが大きくなりすぎている

気になるお相手ができた場合「もっと相手のことを知りたい、自分のことを知ってもらいたい」と考えながらやり取りしますよね。
メッセージの内容を見返してみると、最初は短い文章だったのに、仲良くなるにつれて少しずつ長文になっていくケースは珍しくありません。
これはお相手への気持ちが大きくなることに比例して、自分のことを知ってほしいという気持ちも大きくなったサインのひとつです。
お相手への気持ちが大きくなること自体は決して悪いことではありませんが、それがメッセージの文量に現れてしまうのは望ましいとはいえません。
お相手への気持ちは、別の形で伝えるのがおすすめです。
マッチングアプリで長文を送らないコツと注意点

前章までで、ご自身がなぜ長文のメッセージを送ってしまうのかをご理解いただけたかと思います。
ここからはついつい書いてしまう長文メッセージを短くまとめるコツをご紹介していきます。無意識のうちに長文のメッセージを送ってしまう方は、ぜひ参考にしてくださいね。
「1メッセージにつき1テーマ」を意識する

長文のメッセージを送ってしまう方は、1つのメッセージにいろいろな情報を詰めてしまう傾向にあります。
そんな方には「1メッセージ・1テーマ」を意識して、1つのメッセージにつき、1つの話題だけについて書くことをおすすめします。
そうすると自然と文章が短くなり、話題にも一貫性ができますから、お相手にとって読みやすい文章になります。
さまざまな話題に触れたい気持ちもあるかと思いますが、別の話題については、あくまで今の話題が落ち着いてから話してみると良いでしょう。
お相手の情報を引き出すことを意識する

ご自身のことばかり話してしまいがちな方は、お相手の情報を引き出すことを意識しながらやり取りを進めてみるのもおすすめです。
おすすめなのは、プロフィールの内容をチェックして、お相手が興味や関心のある話題について触れること。
お相手が「自分のことに興味をもってくれている」と感じることで、あなたに対してポジティブな印象を抱く可能性があります。
またお相手のことについて詳しく話してくれることで、お相手をより深く知れるきっかけにもなるはずです。
お互いが自分自身のことを楽しく話せる関係を目指しましょう。
通話機能を活用する

お相手への気持ちが大きすぎることで長文のメッセージを送ってしまっているのなら、通話機能を活用してみてください。
多くのアプリには、マッチングしたお相手と通話できる機能が備わっています。少し話すだけでも、声のトーンや雰囲気など、テキストのやり取りだけでは伝わらない情報がわかります。
それはお相手にとっても同じで、あなたの印象や魅力をアピールするよい機会となるでしょう。
「もっと仲良くなりたい」と感じたら、長文のメッセージを送る前に勇気を出して通話を提案してみてください。
ただしお相手が通話に抵抗を持っているケースも考えられますので、お相手への配慮はお忘れなく。
複数人の異性とやり取りして視野を広げてみる

特定の異性のみとやり取りしている場合、視野が狭くなっていることが考えられます。「何としてもこの人と仲良くならなければ……」といった気持ちから、前のめり感が伝わりやすくなってしまうのです。
一方ほかにも興味をもてるお相手が見つかれば、心に余裕が生まれるかもしれません。
その結果気になるお相手とも冷静にやり取りできるようになり、長文のメッセージを送りづらくなるはずです。
いろんな方と出会えるチャンスがひらかれている点が、マッチングアプリの良さのひとつですので、有効に活用してはいかがでしょうか。
まとめ
マッチングアプリで長文メッセージを送ることは必ずしも悪いとはいえませんが、お相手の読みやすさには配慮したいところです。
もちろん長文が苦にならない方もいますので、その辺りはやり取りを続ける中で見極めていきたいですね。
本記事でご紹介した内容を参考に、お相手がスムーズに返信できるようなメッセージを心がけて、やり取りを楽しんでいって下さい。

記事を書いた人
ENSPORTS magazine編集部