マッチングしたあとの最初のメッセージは、その恋の成否を左右してしまうほど大切なものです。
いいねやプロフィール検索をきっかけにマッチングしたあと、そのお相手と最初にどんな言葉を交わすのか。それはマッチングアプリを使ううえで、もっともドキドキする瞬間といっても良いでしょう。
しかし!
最初のメッセージを送るコツがわからなければ「せっかくマッチングしても全然うまくいかない……」という事態になりかねません。
当記事ではそんな「マッチングアプリの最初のメッセージ」に関するハウトゥー・攻略法をご紹介します。
目次
マッチングアプリで最初のメッセージから盛り上げるコツ【例文あり】

マッチングアプリの最初のメッセージでは、お相手から「返信するのめんどくさいな」「なんとなく嫌だな」と思われないことが大切です。
少しでも面倒だと思われると、まず返信を後回しにされます。そのまま忘れ去られて、返信のないまま終わってしまう……ということになりかねません。
例えば、下記のメッセージ例文くらいの分量で送ってみてください。

1通目のメッセージ例文
emiさんはじめまして、サトーです。マッチングありがとうございました。
ユニフォームを着てる写真がすごく楽しそうだったので、思わず「いいね」しました。僕もよく野球を見ますので、試合の話とかできると嬉しいです!
きっと日ハムファンですよね。よく応援いかれるんですか?
上記メッセージをもとに送れば、きっと返信率が上がるはずです。これには男女関係ありません。
ここには4つのコツが含まれていますので、順番に解説していきます。
コツ1. 相手の名前を呼び、自分も名乗る

例文
emiさんはじめまして、サトーです。マッチングありがとうございました。
人は、自分の名前を呼んだ相手へと親近感を持つ心理を持っています。
よってまずはお相手の名前を入れながら挨拶をして、自分も名乗りましょう。きっと次のメッセージでは「サトーさん、メッセージありがとうございます」などと、お相手からも名前を呼んでくれるはずです。
そのために、アプリの表示名を呼ばれやすいニックネームにしておくことも大切です。
コツ2. なぜ「いいね」したのか伝える

例文
ユニフォームを着てる写真がすごく楽しそうだったので、思わず「いいね」しました。
自分のどこに興味を持ってくれたのかわかると、お相手からすると嬉しいものです。よって「なぜいいねしたのか」については、確実に触れておきましょう。
だいたいは「プロフィール写真・サブ写真・プロフィール文」のいずれかに触れることになりますが、特に「写真」を誉めるとその後の会話が盛り上がりやすい傾向にあります。
思いつかなければ、もっとも興味を惹かれた写真について話してみてください。
コツ3. 共通点を伝えて話題を提供する

例文
僕もよく野球を見ますので、試合の話とかできると嬉しいです!
住んでいる場所や趣味など、プロフィールに書かれている情報から共通点を探して、それがこれから話題にしたいことだと伝わるように送りましょう。
お相手からすると、何を返信すれば良いのか考える必要がなくなり、返信に対するめんどくささが軽減されることになります。
ここで話題を提供しなければ、会話の糸口をお相手に丸投げすることになりますから、お相手にとって興味のある話題でリードするようにしてください。
コツ4. 返信しやすい質問を添える

例文
きっと日ハムファンですよね。よく応援いかれるんですか?
最後に、相手がパッと返信しやすいような質問を添えれば完璧です。
しかしここで注意したいことが一点。
お相手の写真やプロフィールからわかる内容を聞くと「書いてあるのにな」と思われてしまいます。プロフィールにある情報から、一歩発展させるような質問を考えて伝えるよう気をつけましょう。
今回のメッセージ例文に対する返信は、おそらく下記のような内容になるはずです。

「emi」さんからの返信例
サトーさん!こちらこそいいねありがとうございました。
はい、日ハムです(笑)
試合はよく行きますよ。サトーさんも日ハムファンですか?
このように返信をもらえれば、どんどん会話を発展させていけます。
まずは最初のメッセージに返信をもらえるよう、4つのポイントに工夫してみてください。
マッチングアプリで最初のメッセージから使いやすい話題

マッチングアプリでメッセージを送る際は、まず話題になる材料を集めることが大切です。
1通目だと材料もかなり少ないですから、盛り上げるためにも下記のポイントは押さえておきましょう。
共通点・好きなもの

まずはお相手のプロフィールを読み込むことが大切です。
プロフィールの中から、まずは自分との共通点になるものを探しましょう。例えば趣味や出身地、飼っているペットなど、色々な材料があるはずです。
なかなか見つからなければ、お相手の好きなものに対して興味を示すのがおすすめです。
例えば「○○好きというところに親近感を感じました!」など、自分の好きなものに対して興味を示してくれる相手を嫌がる人はあまりいません。
まずはプロフィールを読み込んで、共通点や好きなものを話題にしてみましょう。
写真の印象

次におすすめなのが写真の内容を話題にすることです。
例えば趣味を楽しんでいる写真をアップしている方なら「テニスをしてる写真がすごく楽しそうで、素敵だなと思っていいねしました。スポーツいいですよね。」など。
プロフィールにはお気に入りの写真を掲載していることがほとんどですから、それを褒められると悪い気はしません。
ただ「かわいい」とだけ書くのではなく、その写真に対してどんな風に感じたのか書いて、さりげなく褒めるのがコツです。
マッチングアプリで印象が悪くなるメッセージ例

お互いに「いいね」を送ってマッチングしているにも関わらず、最初のメッセージの印象が悪いことが原因で返信がもらえないことも多々あります。
今回マッチングアプリ利用経験のある男女300名に「最初のメッセージに返信しないことはありましたか?」とお聞きしたところ、半数近い方が「よくあった or たまにあった」と回答しました。

「返信しないことがよくあった」と答えた男性は3.5%とわずかでしたが、女性は28%とかなりのシェアを占めました。男女で大きな差が生まれていたのも、今回の調査の発見です。
これは最初にアプローチをするのが男性側に多いことも影響していますが「下心ファーストのメッセージを送ってしまう男性が多い」「男性はめんどくさがってテンプレっぽい文を送ってしまっていることが多い」など、さまざまな理由があります。
印象が悪くなってしまうメッセージ例をまとめましたので、知っておいてください。
印象が悪くなってしまうメッセージ例
- 失礼なことを聞いている
- いきなり「会いたい」と伝える
- 文章が読みにくい
- どう返せばいいかわからない
- テンプレート感がある
- 個人的な話に踏み込みすぎている
- 絵文字や顔文字が多すぎる
- やたらと外見ばかり褒めている
失礼なことを聞いている


失礼なメッセージ例
初めまして!
彼氏はいつからいないの?
寂しくなってきた頃?
例えば上記のように、お相手から見て失礼な文章だと返信はもらいにくくなります。
内容はもちろんですが、最初のメッセージからいきなりタメ口を使ったり、お相手を呼び捨てにしたりするのは避けると良いでしょう。下記グラフをご覧ください。

マッチングアプリは、基本的に成人していなければ使えません。成人している大人同士でしたら、最初は「敬語+さん付け」で会話するのが一般的ですから、アプリ内でも同様です。
まずは丁寧にコミュニケーションを取ることをおすすめします。
いきなり「会いたい」と伝える


いきなり「会いたい」と伝えるメッセージ例
はじめまして!
顔がとてもタイプです!
ちなみに今日会えたりしますか?
いきなり「会いたい」と言われると「体目当てか?」と誰しも警戒します。
マッチングアプリは真剣に出会いを探している方がほとんどですから「今すぐ遊ぼう」などの軽いお誘いは嫌がられることがほとんど。
まずはある程度メッセージを重ねて、お互いに印象が良いと思えてから会う約束に進むのが、マッチングアプリで出会う一般的な流れです。ここは勘違いしないようにしておきましょう。
文章が読みにくい

読みにくい文章のメッセージも、やはり返信されにくい代表例です。まず長文すぎるメッセージは避けて、一文を端的に書くと良いでしょう。
目安としては、4行〜5行くらいでスマホの画面内に収まるくらいの文章量がベターです。お相手がパッと見てすぐ返信しやすいようなメッセージを心がけてみてください。
どう返せばいいかわからない

相手がどう返信すれば良いかわからないメッセージは、やはりなかなか返信をもらえません。
たとえば「はじめまして、よろしくお願いします」というような、挨拶だけのメッセージが代表例です。
仮に運よく返信してくれたとしても、お相手も困って「よろしくお願いします」くらいしか返せませんから、結局は話題を提供することになって二度手間です。
まずは「話題を提供する」ということは念頭において、1通目のメッセージを送ると良いでしょう。
テンプレート感が強い


テンプレート感が強いメッセージ例
初めまして!
プロフィールを見て素敵な方だなと思いメッセージさせてもらいました!
もしよかったらお返事もらえると嬉しいです、よろしくお願いします!
誰にでも送れてしまうようなテンプレート感のあるメッセージも、マッチングアプリでは嫌がられます。
あくまでお相手のプロフィールに触れるような、パーソナルな内容にして送ると良いでしょう。
マッチングアプリでは多くの方とやり取りしますから、だんだんとメッセージを見るだけで「この人は自分に興味をもってメッセージを書いてくれているな」「この人はテンプレだな」と見分けがつくようになってきます。
個人的な話に踏み込み過ぎている


個人的な話に踏み込み過ぎたメッセージ例
はじめまして。お聞きしますが親御さんと同居されてるのですか?同居されているならお話は無かったことにして下さい。
最初のメッセージで個人的な話に踏み込みすぎてしまうのも、返信をもらえない代表例です。上記のメッセージだと、仮に同居していなかったとしても返信はもらえないでしょう。
他にも、例えば「かわいいね。どこ住み?駅の北側とか?」など、いきなりピンポイントな住まいを聞かれたりすると怖いですよね。仕事や年収など、個人情報に関わることをいきなり聞くのもナンセンスです。
まずは共通点をもとにした、楽しく話せる話題を提供してみてください。
絵文字や顔文字が多すぎる

絵文字や顔文字が多すぎるメッセージは、いまでは「おじさんっぽい」として好まれにくい傾向にあります。
「おじさん構文」なる言葉もあるくらい、絵文字や顔文字が多すぎるのは返信をもらえないメッセージの代表例です。
装飾がなくて味気ないメッセージなりそうな場合は、メッセージ内の絵文字を1個か2個くらいに留めて、「(^o^)」などの顔文字は使わないでおくことをおすすめします。
やたらと外見ばかり褒めている

最初のメッセージでやたらと外見ばかりを褒めるのも、避けておきましょう。
お相手からすると、どのように返せばいいのかわかりませんし、場合によっては「自分も褒められ待ち」だと受け取られる場合もあります。
あくまで興味を持ったことを伝えて、普通に会話ができる話題を提供すると良いでしょう。
マッチングアプリの最初のメッセージに関するよくある質問

最後に、マッチングアプリにおける最初のメッセージに関するよくある質問にお答えしていきます。
1通目に返信がこない場合は追撃して良い?

1通目に返信がこなかった場合、追撃するのは1ヶ月後以降をおすすめします。
今回の記事でご紹介したような、さまざまな理由で返信をもらえなかったわけですから、残念ながらいまは印象が悪い状態です。
「なんで返信しなかったんだろう?」と、いまの印象を忘れるくらいの日が経ってからあらためて追撃すると良いでしょう。
詳しくは下記の記事も参考にしてください。
どのくらいのペースでメッセージを続けていけばいい?

基本的には、1日に1通以上はメッセージのやり取りをしていきましょう。ただしラリーを続けたい方もいれば、1回のメッセージを長くして1日1回の連絡で十分という方もいますから、二人の考え方次第ではあります。
どちらにしても1週間くらいやり取りが続いて、お互いに印象が良かったなら、その辺りからデートに誘うことを検討してください。
まずは「1日1通以上」を一つの基準としておきながら、お相手のペースに合わせてみてはいかがでしょうか。
女性からメッセージを送るのはあり?

女性からメッセージを送るのもまったく問題ありません。
「最初にいいねした方が送る」「基本的には男性から送る」など、色々な暗黙の了解がありますが、これらは特に守らなくても大丈夫なものです。
「この人と仲良くなりたい」と思える男性を見つけたら、ぜひご自身から積極的にメッセージを送ってみてください。
最初のメッセージでいきなり連絡先を聞いても良い?

最初のメッセージでいきなり連絡先を聞くのは避けましょう。
多くの方が警戒しますし、たとえば「勧誘業者ではないか」と間違われて通報される可能性すらあります。
まずはアプリの中で連絡を取ったうえで、仲良くなって連絡に不便がある場合に連絡先を交換すると良いでしょう。
写真がない人には、写真を要求しても良い?

最初のメッセージで写真を要求するのは避けましょう。
そのお相手は自信がないのか、職業上の理由で難しいのかわかりませんが、なんらかの理由で写真を掲載していないわけです。
2通目、3通目くらいで少しほぐれてきたあたりで「そういえば写真は載せてないんですか?」などと聞いてみると良いでしょう。
マッチングアプリでは1通目に返信をもらうことが大切!
マッチングアプリでは、まず1通目のメッセージに返信をもらうのが鬼門です。
多くの方と出会えるきっかけがある中で、マッチングしてくれたことに感謝しながら、返信しやすいメッセージを心がけて送りましょう。
そして1通目のメッセージに返信をもらえたら、2通目以降が勝負です。
下記の記事も参考にして、楽しくメッセージを続けていってください。

記事を書いた人
ENSPORTS magazine編集部