マッチングアプリには出会いを求めてざまざまな人が集まっています。
真剣に恋活・婚活目的の利用者が多い一方で、都合よく気軽に出会えるお相手を探している「遊び目的」の人も少なからずいると報告されています。
真剣な出会いを求めるにあたって、遊び目的で近寄ってくる人は厄介な存在ですよね。
この記事では、マッチングアプリを遊び目的で使う男女の特徴や見分け方、遭遇したときの対処法を解説します。ぜひ参考にしていただき、素敵な出会いを実現させてくださいね。
目次
マッチングアプリを遊びで使う男女の具体的な目的

マッチングアプリを「遊び目的」で使っている方は、具体的にどのような目的をもって登録しているのでしょうか?
アプリ利用のゴールが「恋人を探したい」「結婚相手を見つけたい」と人それぞれ異なるように、ひとくちに「遊び目的」といっても性別や個人によってさまざまあるようです。
そこでこの章では、遊び目的の人の特徴を男女別に解説します。
男性は、ドライな大人の関係を求めている

遊び目的の男性は、主に以下の目的でマッチングアプリを利用しています。
- 身体の関係目的
- 不倫相手探し
- 友達探し
マッチングアプリには、普段の生活の中では知り合う機会のない、たくさんの異性と出会える可能性があります。
その特性を活かして、本来のマッチングアプリの存在意義である恋活・婚活以外の目的で利用している方も一定数いるのです。
特に既婚者の男性は、都合よくお付き合いできる相手を探すために「未婚」の設定で登録しているという報告もありました。
女性は、食事目的や承認欲求を満たしたい

遊び目的の女性は、主に以下の目的でマッチングアプリを利用しています。
- 食事目的(タダ飯目的)
- 暇つぶし
- 承認欲求を満たすため
「遊び目的」といっても、女性の目的は男性とは違うことがお分かりいただけるでしょう。
ほとんどのマッチングアプリは女性は無料で使えること、そして一般的に「デート代は男性が負担する」との傾向が強いことから、食事を奢ってもらうためにアプリを利用している女性もいます。特に30・40・50代の言わゆる「大人世代の男性」がターゲットになりやすいようです。
また、暇つぶしや承認欲求を満たすためにアプリに登録している女性は、メッセージのやり取りさえできれば目的を達成できるため、顔合わせやデートに興味がありません。
マッチングアプリを遊び目的で使う男女の特徴と見分け方

真剣に恋活・婚活目的でマッチングアプリを使うにあたって、先述のように遊び目的で登録している人とのマッチングは出来得る限りの手段で避けたいものですよね。
実は遊び目的で登録している方には、一定の特徴が見られる傾向があるのですがご存知でしょうか?
ここでは画像やプロフィール、メッセージやデートで見られる特徴をご紹介します。遊び目的か見分けるヒントにお役立てください。
プロフィール写真の特徴と見分け方

プロフィール写真に見られる特徴
- トイレの鏡を使って撮影している
- 刺激的な写真が多い
- 顔がはっきり分からない
遊び目的の人は、プロフィール写真の撮影の仕方にも特徴があります。
なかでも特に顔をスタンプで隠している、上半身だけで顔が写っていないといった写真を載せている人には注意してください。既婚者、あるいは恋人持ちである可能性もあります。
「身バレ対策」と顔を隠しているパターンが多いですが、マッチングアプリでの出会いが一般的になった昨今、顔を隠しているほうが不自然ではないでしょうか。
どちらにしても、顔が分からないお相手とのやり取りは、控えたほうが無難です。
プロフィールの特徴と見分け方

プロフィールに見られる特徴
- 未記入・未設定の項目が多い
- 「飲み友達」を募集している
- ハイスペックアピールがすごい
- 「寂しがり屋」との記載がある
遊び目的の人は、数多くの異性とマッチングすることだけを考えてアプリを利用しています。
そのため、プロフィールなどを細かく作り込まない人が多い傾向があるようです。
またプロフィール文に「飲み友達募集」と記載がある場合は、夜から飲んでそのまま遊ぼうと思っている可能性があります。警戒しながら接したほうが良いかもしれません。
なかには暇つぶしや「いいね」を集めることで承認欲求を満したい人もいるそうです。
学歴や仕事をアピールしすぎているハイスペック男性や、誰でも良いからかまってほしいとアピールしている女性には注意しましょう。
メッセージの特徴と見分け方

メッセージに見られる特徴
- 返信が早い
- 下ネタを言ってくる
- すぐ会いたがる
- 自分の情報を隠したがる
遊び目的の男性は、メッセージや会話のノリが軽いのが特徴といえます。
早く自身の目的を達成するために、二人の距離を縮めたい。そこで必要以上にフレンドリーに接してくるのです。
一方で女性はというと、目的によってデートに対しての意欲が異なります。
食事をおごってもらうのが目的の場合は、すぐにでも会おうとします。しかしメッセージのやり取りで暇つぶしをしたいと考えている女性は、デートを渋る傾向があります。
どちらにしても、フレンドリーなのに秘密が多い男性には注意したほうが良いでしょう。マッチング後にすぐ会う約束をしたがる人や、「今日これから会える?」などの急なお誘いが多い人にも注意してくださいね。
デート中に見られる特徴と見分け方

デートに見られる特徴
- 夜の時間帯にしか会おうとしない
- おうちデートに誘ってくる
- 絶対に自分から「付き合おう」とは言わない
- 食事をしたいお店を指定してくる
- みずから誠実さをアピールする
遊び目的の男性は、常に二人きりになれる環境を探しています。特に慣れている自宅に誘う人が多いでのですが、真剣に恋活・婚活している男性は、いきなり自宅に女性を誘うことは無いと思ってください。
もしくは、女性からデート先のお店を指定してくることもあるかと思います。しかし、希望のお店が高級店だった場合、ご飯目的である可能性を疑いましょう。
また、初顔合わせのときに「アプリで会ったのはあなたが初めて」というお相手には注意。誠実さをアピールして信用を得るために発せられた言葉なのでしょうが、妙に異性に慣れている様子があるなら、遊び目的なのかもしれません。
お互いの信頼関係をつくるためにも、初デートでは適切な距離感を保つことも大切です。
マッチングアプリで遊び目的の男女を避ける方法

最後に、遊び目的でマッチングアプリを使っている方を避ける方法もご紹介しておきます。
自衛手段として、できることは試してみてください。
遊び目的の人を避ける方法
- 刺激の強い写真は載せない
- 「お酒好き」アピールは控える
- すぐに個人情報を教えない
- 目的が違うと感じたら、すぐに関係を断つ
- 規約違反の場合は、通報する
刺激の強い写真は載せない

プロフィール写真に露出の多い写真は使っていませんか?
もし使っているのなら、変更したほうがいいかもしれません。
自分の好きなものであったり、趣味であったりいろいろな思いがあって載せている写真も、遊び目的の男性・女性を集めている原因となっています。
プロフィール写真は露出の多いもの、派手なものは避けましょう。
「地味かな」と感じるくらいの無難な写真にしておくほうがリスクが少なくなりますよ。
「お酒好き」アピールは控える

プロフィールでお酒が好きだとアピールしていませんか?
夜遊び目的の男性は、夜に会いたがる傾向があるようです。また、二人きりになれる場所へ誘いやすくするために飲酒をともなうデートをしたがります。
初デートではお昼の時間帯を希望して、飲酒はなるべく避けてください。
日中の待ち合わせは、ある程度人目があるので安心です。デートの場所は駅前のカフェやレストランなど、人目が多い場所にしましょう。
すぐに個人情報を教えない

マッチング直後にLINEなど連絡先を聞いてくる男性は、遊び目的の可能性が高いと言えます。このような男性とのトラブルを避けるためにも、すぐに連絡先を教えないようにしましょう。
やり取りを始めてすぐにデートに誘ってくる男性も同様です。連絡先を聞かれたりデートに誘われたりしたら「もう少し仲良くなってから」と断るようにしてくださいね。
お相手が真剣に恋活・婚活している男性であれば、あなたへの理解を示してくれるはず。引き続きやり取りを続けてくれるでしょう。
目的が違うと感じたら、連絡を断つ

遊び目的の人とは、ご自身がアプリを利用している目的とは合致しないはず。そのような場合はやりとりをやめて、違うお相手を探すようにしましょう。
アプリを利用する目的の違いは、ある意味価値観の違いと同じようなものだといえます。
マッチングアプリはたくさんの異性のプロフィールを見たり、実際にやりとりしたりする中で、自分に合う異性を探せる場です。
アプリを利用する目的が違うということは、自分に合うお相手ではなかったということになります。そのお相手のことは忘れて、違うお相手を探すことが得策です。
規約違反なら運営へと通報する

マッチしたお相手が明らかに利用規約に違反していて迷惑な場合は、遠慮なく運営へと通報してください。
多くのマッチングアプリは、遊び目的の利用を規約で禁止しています。明らかにお相手が利用規約に違反している場合は、運営に通報してください。そうすることで、ご自身だけでなく他の人への被害も防げます。
ブロックや通報などの機能は、安心・安全にマッチングアプリを運用していくための自衛手段として存在しています。必要に応じて有効活用して、素敵な出会いの実現に繋げてくださいね。
マッチングアプリは真剣な恋活の場として使おう
マッチングアプリは、基本的に真剣な恋活・婚活をする場所です。そこで「遊び相手」をさがすのは、あまり好まれた行為ではありません。
恋活・婚活目的でマッチングアプリを利用している方は、今回ご紹介した見分け方や対処方法を実践してみてください。
もし「遊び相手がほしい」ということであれば、真面目な人の多い場所ではなく、目的にあったサイトやアプリの利用も検討してみてください。

記事を書いた人
ENSPORTS magazine編集部