
「マッチングアプリで知り合った人に告白したら、友達でいたいと断られた……。これは脈なしと考えるべきなのかな?」
今回は上記の疑問を解消してもらえるよう「友達でいたい」と断る人の心理や、お相手との関係を発展させるコツについて解説していきます。
判断に迷ったとき、ぜひ参考にしてみて下さい。
目 次
マッチングアプリで「友達でいたい」と断る人の心理

お相手との関係を発展させるためにも、まずはお相手の心理を正しく理解することが最初の一歩です。
とはいえ人によって理由が異なりますので、ここでは「友達でいたい」と言う人の心理を、3つのパターンに分けてご紹介します。
以下の項目を参考にしながら、ご自身のお相手がどれに当てはまるのか、考えながら読んでみてくださいね。
相手を傷つけずに振りたい

もっともよく見られるのが「相手を傷つけずに振りたい」と考えているパターンです。
「あなたの気持ちを無下にすることなく、やんわりと断りたい」と考えた結果「友達でいたい」とあいまいな断り方をしてしまったことが考えられます。
他にもこのパターンは、お相手との関係性が深いケースによく見られます。
たとえば同じ趣味でつながっていて、恋愛感情抜きに今後も関係を続けていきたいと考えていると、気まずくなって会えなくなるのを避けるため、間接的に断るのです。
あなたをできるだけ傷つけずに気持ちを伝えようとする、お相手なりの気遣いといえるでしょう。
ほかに気になる人がいるからキープしたい

あなた以外にも気になる方がいて「どちらも様子を見たい」と思っていることも理由のひとつです。
マッチングアプリでは、複数人と同時並行でやり取りを進めることも少なくありません。エンスポーツが実施した調査によると「最大同時進行人数3人」が31%と最多で、中には10人以上と同時進行した経験のあるツワモノも。

そのため「あなたのことも気になってはいるが、別の人も気になる」といったケースは珍しくありません。
- たくさんの異性からいいね!をもらっている
- 会える日程が限られていて毎回調整が大変
お相手が上記の特徴に当てはまるのなら、複数人の方とやり取りしていることが考えられます。
キープされることはつらいかもしれませんが、明るい未来を信じてやり取りを続けてみてはいかがでしょうか。
もう少し友達として付き合い様子を見たい

「もう少し友達としての関係を続けて様子を見たい」と考えている可能性も。これは関係が浅い段階で告白した場合に多く見られる状況です。
「マッチングアプリで出会ってから、付き合うか判断するまでのデート回数」についての調査では、下記の結果が出ています。

「付き合うか見極めるには3回くらいのデートが必要だ」と考えている人が64%と多数派でした。
- 告白までに会った回数が3回未満
- 連絡をとり始めてからほとんど時間が経っていない
上記のどちらかに当てはまっている方は、このケースに該当する可能性が考えられます。
また3回以上デートを重ねていたとしても、お相手の恋愛経験が少ないのなら、実際に交際するまで慎重な姿勢を見せることが少なくありません。「深くお互いのことを知ったうえで、きちんと納得できてからお付き合いしたい」と考える方もいらっしゃるのです。
このケースは、今後の展開次第ではお付き合いできることも十分に考えられます。過度に落ち込む必要はありませんので、より仲良くなれるよう前向きに接してみてください。
マッチングアプリで「友達でいたい」と言われる原因

前章では、友達でいたいと断る人の心理をご紹介しました。しかし「友達でいたい」と言われる原因が、お相手ではなくご自身にあるケースも考えられます。
その原因を理解したうえで改善に取り組めば、同じシチュエーションに悩まされにくくなるはずです。
そんな「マッチングアプリで友達でいたいと言われてしまう原因」を見ていきましょう。
異性としての魅力がない

残念ながら、異性としての魅力を感じてもらえていない……というケースがあります。
とくに恋活目的でアプリを使っている方は、パートナーに異性としての魅力を求める傾向が見られます。恋愛にドキドキを求め、異性として魅力がある人物に惹かれる方は多いのです。
自分で気づくのは難しいことですから、異性の友人・知人がいれば「異性から見て自分はどのように映っているのか」と聞いて教えてもらうのも良いかも知れません。
精神的な距離が近すぎる

お相手と仲良くなりすぎてしまった場合も、友達関係にとどまってしまいやすくなります。
仲良くなりすぎた結果「楽しい時間を共有できる友達」と思われてしまうと、恋愛対象から外れてしまう可能性が上がります。とくに仲良くなってから告白まで時間がかかってしまったケースでは、注意が必要かもしれません。
時間をかけすぎたことで出会った当初のドキドキ感は次第に薄れていき、恋愛感情から友情へ変わっていくことも。
仲良くなるのは素敵なことですが、あくまで恋愛相手として考えるなら、告白などのタイミングを見極める必要がありそうです。
出会いの目的が異なる

出会いの目的が異なるお相手と仲良くなったケースも、交際に発展しにくい可能性があります。
仮にあなたが「まずは気軽に付き合える恋人」を探しており、一方お相手は「結婚を考える相手」を探している場合。お互いに求めることやゴールが異なるため、お付き合いを考えるまでの関係になりにくい場合があります。
マッチングアプリはいろいろな方が利用しているため、当然人によって利用目的が異なります。プロフィール欄の「利用目的」はチェックしておき、できるだけ出会いの目的が同じ人と仲良くなることをおすすめします。
マッチングアプリで「友達でいたい」と言われたときの対処法

気になるお相手から「友達でいたい」と言われてしまっても、全てのケースで諦める必要があるとは言い切れません。
もちろん全く可能性がない場面も考えられますが、今後の付き合い方や努力で状況が変わっていくことは、十分にあるのです。
シチュエーション別に、対処法を解説していきます。
連絡が来る回数が一気に減った場合の対処法

「友達でいたい」と言われてから、連絡が来る回数が一気に減ってしまった場合。これは残念ながら脈なしの可能性が高いと言わざるを得ません。
例えば「良い友人のつもりだった」と考えており、あなたとの関係を断とうと思っている可能性があります。すでに別の相手に興味をもっているケースも考えられ、状況を好転させるのは難しい状況だと言えるでしょう。
もしも連絡の頻度が一気に減ってしまったのなら、あまり深追いせずに、あらたな出会いを探すのが良いかもしれません。
むしろ恋愛相談をされた場合の対処法

「友達でいたい」と振られた後も連絡はとっているものの、恋愛相談をされることがあった場合。これも基本的には脈なしだと考えておくのが無難です。
お相手はあなたを友達として見ていて、軽い気持ちで恋愛相談をしていると考えられます。あるいはあなたを諦めさせるために、あえて恋愛相談をしている可能性も。
とはいえお相手が恋愛経験が多いのなら、必ずしも脈なしともいい切れないのが難しいところ。駆け引きの一環で、あなたにヤキモチを妬かせる目的で恋愛相談をすることも考えられるからです。
恋愛相談をされることがあったのなら、一旦は友人としての付き合いを続け、機会を伺うのが良いかもしれません。
以前と変わらない頻度で会ってくれる場合の対処法

「友達でいたい」と言われた後も以前と変わらない頻度や様子で会ってくれるのなら、まだまだ脈ありの可能性があります。
もちろん仲の良い友人関係を続けたいと思われている可能性もありますが、少なくとも好意はあるはずです。好きだと言われたことで、相手も少しずつ意識し始めてくれるかもしれません。
焦らず、少しずつ仲を深めていくと良いでしょう。
これまで以上に時間や手間をかけてくれる場合の対処法

「友達でいたい」と言われてから、以前よりも時間や手間をかけてくれるようになった場合。かなり脈あり感が高いといえます。
例えば下記のようなシチュエーションです。
- 特別な日でもないにもかかわらず、プチプレゼントを準備してくれる
- わざわざ最寄り駅までお迎えに来てくれる¥
- ぬかりのないデートプランを計画してくれる
少なからず好意のある相手に対してでなければ、上記のような行動をしようとは思わないはずです。告白したタイミングではまだ決めきれていなかったものの、だんだんその気になってきたのかもしれません。
脈ありの可能性が高い状況といえるので、あなたからも積極的にアプローチしてみるとよいでしょう。
まとめ
マッチングアプリで出会ったお相手に告白し「友達でいたい」と振られるケースは少なくありません。
必ずしも諦める必要はありませんから、状況をよく見極め、良い関係性を作れるように行動してみて下さい。
マッチングアプリで良い出会いがありますように、応援しています。

記事を書いた人
ENSPORTS magazine編集部