好きな人への告白。
そんな一大イベントは、ぜひ失敗しないよう準備をして臨みたいものです。
マッチングアプリで出会ったお相手は、たとえば仕事の関係で知り合いになった異性とは、少し関係性が異なります。日常生活のなかで自然と魅力に気づいたわけではありませんから、数回のデートでお互いの人となりを見極めなければなりません。
そんなお相手へと告白するときには、より誠実であること、二人の温度感が高いことなどが大切です。
本記事ではそんな「マッチングアプリと告白」をテーマとして、告白ノウハウを解説していきます。
目次
マッチングアプリの告白はタイミングが重要

マッチングアプリで出会ったお相手に告白してOKをもらうには、告白のタイミングを見計らうことが何よりも大切です。
どんなにロマンチックなシチュエーションで告白したとしても、タイミングを間違えたら上手くいきません。告白そのものよりも、二人の温度感が大切なのです。
マッチングして会ってから日が浅い段階で告白しても、相性もなにも判断できなくて返事どころではありません。
あるいは二人の関係が十分に深まっているのに告白しなければ「この人は自分に興味がないのかもしれない……」と不安に感じられてしまうかもしれません。見切りをつけて、アプリでまた別のお相手と出会ってしまう可能性もあります。
つまりお互いがちょうど「いけそうな気がする」と感じているときに告白する必要があり、そのタイミングはあまり長く続かないということ。
マッチングアプリにおける出会いでは、職場やサークルなどで出会った場合と比べて、なおさらちょうどいいタイミングで告白する必要があると考えておきましょう。
告白するタイミングの目安

ではマッチングしたお相手に告白するタイミングは、どのくらいが望ましいのでしょうか。
二人の温度感が高まりやすいタイミングの目安をご紹介していきます。
デート回数は3回目以降がベター
マッチングアプリ利用経験のある男女300名に「マッチングしてから付き合うか判断するまで、丁度いいと思うデートの回数は?」と質問したところ「3回」と答えた方が最多でした。

なおアンケート結果を男女別に見ていくと、男性よりも女性の方が、より交際に慎重であることも分かりました。
デート回数 | 男性 | 女性 |
---|---|---|
1回で判断できる | 6% | 2% |
2回で判断できる | 23% | 14% |
3回で判断できる | 65% | 64% |
4回で判断できる | 1% | 7% |
5回で判断できる | 3% | 10% |
判断するのに6回以上必要 | 1% | 3% |
付き合うか判断できるデート回数は、男性は2回〜3回がボリュームゾーン。女性は3回〜5回がボリュームゾーンでした。
だいたい3回〜5回くらいデートを重ねているなかで「いけそうな気がする!」と感じたタイミングで告白すると良いでしょう。
マッチングしてからの期間は1ヶ月〜3ヶ月くらい
そう考えると、マッチングしてから告白するまでの期間については、最低でも1ヶ月くらいは必要だと考えておきましょう。
同じ300名の男女に「マッチングしてから会うまでに丁度良い期間は?」とお聞きしたところ、2週間〜1ヶ月くらいがボリュームゾーンでした。

2ヶ月〜3ヶ月くらい、じっくりとお互いの相性を見極めてから告白に進むのが、マッチングアプリで出会ったお相手に告白する一般的な流れだと言えます。
告白して失敗しないか見分ける5つのポイント

タイミングがバッチリだからといって、仲が深まっていなければ本末転倒です。
告白して失敗しないくらい二人の仲が深まっているか見分ける、5つのポイントをご紹介していきます。
- 返信スピードや頻度
- メッセージの内容
- 予定の合わせやすさ
- デートの誘いへの反応
- デート中の様子
1. 返信スピードや頻度

まずはお相手からメッセージが返ってくるスピードや頻度を思い返してみてください。
「告白してもらえたらOKしたい」と思えるくらいの相手には、なるべく早くメッセージを返そうと思うもの。告白する直前であれば最低でも1日に数回、できれば手が空いたタイミングですぐに送ってくれていると感じるくらいはほしいところです。
もちろんお相手がメッセージを苦手としていたりするなら一概には言えませんが、一つの目安にしてみてください。
2. メッセージの内容

メッセージの内容にも、脈ありサインは表れやすい傾向にあります。
「もっと知りたい」「何気ない会話でも心地よい」と思われていそうな文章が送られてくるようなら、告白の成功率に期待できそうです。
メッセージの内容に表れる告白成功サイン
- 好きな異性のタイプや価値観など、踏み込んだ質問をしてくれる
- 「おはよう」や「おやすみ」など、中身のないメッセージを送ってくれる
- 次のデートの話を取り上げてくれる
上記のようなメッセージが送られていたら、お相手はすでに告白されるのを待っている段階かもしれません。
3. 予定の合わせやすさ

デート予定の合わせやすさにも、告白が成功するか判断できる材料が眠っています。
「あとは告白する or されるだけ」と考えているようなお相手からの誘いは、多少無理をしてでも予定を合わせようと考えるもの。
例えば1週間以内の予定でもすんなりと決まったり、仕事が忙しい中予定を調整してくれたりするのであれば、十分に脈ありの可能性があります。
一方で「忙しい」と言われて、何かとデートの約束を濁されているのなら……告白のタイミングとしては不適切かもしれません。
もちろん純粋に忙しいということも考えられますが、これも一つの目安にしてみてください。
4. デートの誘いへの反応

デートに誘ったときにお相手が見せる反応も、告白するか否か判断するためにチェックしておきたいポイントの一つです。
恋愛感情を抱いている方からのお誘いには、つい顔がほころんでしまうもの。直接ではなくとも、その前向きな気持ちはメッセージにも表れます。
デートの誘いの反応に表れやすい告白成功サイン
- 「〇〇行きたい!」と乗り気である
- 「良いね!△△なんかもどうかな?」とプランを提案してくれる
- 誘った瞬間に笑顔になる
一方で熱量をあまり感じられなかったり、しぶしぶだったりすると、告白よりも先にできることはまだあるかもしれません。
5. デート中の様子

デート中の様子も、もちろん告白が成功しそうか判断できる材料になります。
メッセージのやり取りとは違い、反応をリアルタイムに確認できますから、デート当日に様子を伺って「よしいけそうだ」と判断したら告白に踏み切りましょう。
デート中に表れやすい告白成功サイン
- とにかく笑顔が多いし楽しそう
- 距離が近くなっても緊張されない
- 無言でも気まずくない
- あまり早く帰りたくなさそう
基本的には、仲が深まってくれば「いけそうな気がする」と感じるはずです。そう感じられたなら、ぜひ勇気を出して告白してみてください。
告白におすすめのシチュエーション

ここではマッチングアプリで出会ったお相手への告白におすすめのシチュエーションをご紹介します。
告白をしようと思えるまでに関係を深められているのなら、出会いのきっかけがマッチングアプリだからといって、特別なことをする必要はありません。
奇をてらうよりも、シンプルにご自身の想いを伝えることが大切ではありますが、以下のシチュエーションも参考にしてみてください。
別れ際のタイミングがベスト

告白はデートの最中ではなく、別れ際にするのがベストです。とはいえ本当にバイバイするタイミングだと難しいと思いますから、デートの終盤あたりをイメージしてください。
お昼からのデートを計画したなら、夕方あたりに。仕事終わりのデートを約束したならディナーや飲みのあとと、自然と時間帯が遅くなると思います。
デートの真っ最中に告白すると、万が一失敗したときに大変な空気になりますから、基本的にはデート終盤や別れ際を選びましょう。
2人きりになれる静かな場所を選ぶ

告白するときは、2人きりになれる静かな場所を選びましょう。
レストランや居酒屋など、周りの視線や声が気になる場所で告白してしまうと、お相手からすると冗談なのか本気なのかわかりません。もし「え?なんて?」と聞き返されたら、空気的に大変なことになります。
たとえば下記のような場所が考えられます。
- 帰り道の公園
- ドライブ中の車内
- 夜景が見える丘の上
- 観覧車の中
- 海辺
2人きりになれる場所では良いムードになりやすいものですから、告白するにはぴったりです。
お相手がロマンチックなシチュエーションで告白されたそうなタイプなら、夜景スポットや観覧車などにチャレンジしても良いかもしれません。
シンプルで誠実な言葉を伝える

告白のセリフは、なにも特別なことを意識する必要はありません。
お相手に真剣さや誠実さを感じてもらえるように、シンプルな言葉で伝えましょう。
おすすめの告白の言葉
- 「好きです。付き合ってください。」
- 「〇〇さんの優しいところに惹かれました。僕と付き合ってもらえませんか?」
一方で、下記のようなセリフは避けることをおすすめします。
避けた方がいい告白の言葉
- 「〇〇さんも私のこと好きですよね?」
- 「そろそろ付き合う?」
どれだけ自信があったとしても、上記のような告白では上から目線の印象を与えてしまいます。
たったその一言でお相手の気持ちが萎えてしまうことも考えられますから、あくまでも誠実さが伝わる告白を心がけましょう。
マッチングアプリと告白に関するQ&A

最後に、告白についてよくある疑問や質問にお答えしていきます。
男性からの告白を待つべき?女性から告白してもOK?
もちろん女性から告白して問題ありません。
たしかに「告白は男性がするもの」という一般認識はありますが、意外と「告白待ち」の男性も多いのです。
先日男女500名に「告白はしたい派?されたい派?」とお聞きしたところ、53%と半数以上の男性が「告白されたい」と回答しました。

もしどうしても男性から告白されたいということでなければ、女性から告白してもまったく問題ありません。
それでも「やっぱり告白されたい!」とお悩みでしたら、下記の記事も参考にしてください。
告白を保留されたらどうしたらいい?
勇気を出して告白しても、返事を保留されることもあります。しかし保留にされたからといって、必ずしも脈なしであるとは限りません。
もちろん保留にする理由は人それぞれですが、基本的にはお付き合いするための決定打を求めていることがほとんどです。
「もう少しだけ相性を確かめたい」とか「もっとデートを重ねたい」とか、どちらかと言えばポジティブな理由であることも少なくありません。
保留されたとしてもそれほど落ち込む必要はありませんから、今までどおり接してみてください。
メッセージやLINEで告白していい?
何か特別な理由がない限り、メッセージやLINEなどテキストで告白するのは避けることをおすすめします。
面と向かって告白するほうが、誠実かつ本気であることがお相手に伝わりやすく、一般的に好印象です。
もちろん学生時代なら、LINEで「付き合ってみる?」と告白しても問題なかったかもしれません。しかしそれは日常的に関係性があったことや、学生という若さゆえの話です。
マッチングアプリで出会った二人にとっては「誠実さ」が大切ですから、面と向かって告白することをおすすめします。
告白する自信がなければどうすればいい?
告白する自信がつかない場合、まだタイミングではないのかもしれません。
基本的には「いける気がする」と思ったときに告白するのがベストです。すでに3回も4回もデートを重ねているのに自信がつかないなら、もっと距離を縮める努力をしていきましょう。
たとえば少し踏み込んだ恋愛話をしてみる、少し遠出のデートに誘ってみる、カップルしかいないようなデートスポットに誘ってみるなど。
お相手の気持ちを探りつつ、自信をつけていってください。
マッチングアプリの告白では「誠実さ」を大切に
マッチングアプリで出会ったお相手へと告白して成功させるには、まずは誠実に関係を深めていくことが大切です。
ただただ機械的に「3回デートしたから告白しよう」「マッチングしてから2ヶ月経ったし、そろそろ告白するか……」と思っているのなら、少し注意。
あくまで「そろそろいけそう」と自信をつけられるくらいに、お相手との距離を縮めていくことが大切。
楽しいデートややり取りを重ねて、告白に失敗しないような素敵な関係性を作っていってくださいね。

記事を書いた人
ENSPORTS magazine編集部